地元の農林高校で説明会。
ん?何の説明会だって!?
それは、今月に予定されているインドネシア訪問の旅の説明会。

地元の福井農林高校では、
インドネシアのタンジュンサリ農業高校と交流している、ことは
以前からも書いている通り。
毎年、あちらの高校から3カ月間学生を預かるのだが、
こちらからは、3年に1度、1週間ほどの日程で訪問団を派遣している。
今年がその3年に1度の年。
そして、今年は僕も通訳兼コーディネーターとして
参加する(させられる???)予定でいる。

今まで僕は、この訪問団にはついて行かなかった。
いろいろと理由はあったのだが、
強いて言えば、その必要性がなかった、からでもある。
旅行代理店の現地通訳が付くことと
大半が観光ということもあって、
農林高校側もあちらの農業高校側も、そして僕も
この僕自身が付いていく必要性を感じていなかった。
が、今回は、少し事情が変わってきた。

今の校長先生になってから
ただ訪問するだけじゃ、生徒もあまり勉強にならない、
という意見を今年の春に受けて、
それじゃあ、あっちへ行ったら、何かやりますか、などと
無責任に言っていたら、
なんと、僕が訪問団と一緒に行って、それをやってくれという話になってしまった。
まさにこれぞ、やぶへび。

というわけで、今回の説明会。
訪問団に参加する生徒の関心事を
僕自身が把握するためにも、
ちょっとしたゲーム感覚で、みんなの意見を書いてもらった。

一番の関心事は
「食」についてだった。
やはり時流なのだろうか。
あちらの食事に関心のある子が多かった。
以前から、先生たちとの打ち合わせで、
あちらで何かやるとしたら、
日本の学生とあちらの学生との混合グループをいくつか作って、
日本料理とインドネシア料理を1品ずつ作るのはどうか
とは話してきた。
近くの市場での買い出しから調理、そして食べるところまでを
あちらの学生と一緒にやることで、文化の差異と
同年代の学生だからこそ持ち得る、
いや同じ時代を生きている人間同士だから持ち得る、
国や民族や宗教を超えた共通の感覚を
体験できるんじゃないかと考えている。

説明会後に、今回参加する先生と生徒たちが
ワークショップでやりたいことを
話し合って、メールしてきてくれた。
異文化的文脈において、
その要望がそのままあちらには伝わらないものばかりだったのだが、
それも異文化体験なのだろう。
だから僕は、出来る限り、こちらの要望は要望通りに伝えようと
今、思っている。
伝わらない、上手く出来なかった、というと
なんだかネガティブに捉えがちだが、
それが異文化交流なのだ、と僕は思っている。
それに、すべてをお膳立てして、翻訳して、それなりに見えるものを、
すでに日本的もしくはインドネシア的に加工されたものを
提供されても、両者にとって面白くないだろう。

まぁ、そうなってくると僕にとっては、
なんだかとてもしんどそうな役になりそうではある。

兎にも角にも
今月、インドネシアに行きます。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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