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今年も大学生がやってきた。
知人の農家に頼まれて、早稲田の大学生を2泊3日であずかるというもの。
早稲田の農業・農村体験の授業の一環だとか。

中学高校と吹奏楽部という根っからの文科系で、
1人暮らしや寮生活の経験がなく、
海外にも行ったことがないという若者だった。
日頃食べている農産物の生産の現場を知りたくて
農村の現状を知りたくて、その授業を選択したとか。

だから彼を迎えに行って、我が農園まで来る間に、一言だけことわっておいた。
これから君はショッキングな体験をすることになるけれども
それは君次第で、とても良い経験にもなるし、悪い経験にもなると思う、と。

そして彼は来園するやいなや、
外国人3名(国籍も複数)を含む、
下は23歳から上は81歳までの男女13名が忙しく作業する中で、
20種類以上の野菜の収穫と出荷に追われることになったのである。

1日目の彼はただただ呆然とした表情で、
目の前で起きていることが、理解しがたかったのかもしれない。
今日の印象を聞くと
「外国人までいるとは思いませんでした。それと、見たこともない野菜ばかりだったことや、大人数で協力し合ってチームプレイで作業しているのが驚きました」
と素直なコメントをしてくれた。

寝食はインドネシアの研修生と共にしてもらうことになっている。
研修生のH君が早速歓迎の意を表して
大学生君に、とっておきの面白いDVDを見せていた。
ただ言語がインドネシア語だったこともあり、
大学生君は、
「あああ、ここで笑うんだろうなぁ、というタイミングはなんとかわかりました」
と微妙なコメントをしていた。

なんにせよ、彼にとってショッキングな体験は今も続いているのである。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

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メールは
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