今日は朝から地盤調査。
家を建てる敷地に地盤改良が必要かどうかを測定する。
軟弱な地盤だと判定されれば、良質地盤までコンクリートの柱を
打ち込む工事が必要になってくる。

最近村で家を建て直した人の話では、
「軟弱地盤だって判定されて、100万くらいかけてコンクリートの柱を打ち込んだよ。まったく予定外の出費や。今までもそこには家が建ってたんだけどねぇ」
と、ぼやいていた。

今回の調査は
超音波による地盤調査。
このあたりで、よくおこなわれているスウェーデン式サウンディング試験ではない。
超音波の測定棒を何箇所かに差し込み、本体に備わっているおもりを地面に落とし
その振動の伝わり具合で地盤の固さを調査するというもの。
調査を担当してくださった人の話では、
もともとトンネル掘削の工事に使われていた方法で
それを住宅用として小さくしたのが、今回の測定器らしい。

PA310008.jpg



また同行していた工務店さんによれば、
地盤改良の業者が自ら測定する場合、どうしても軟弱地盤と判定されやすい、と教えてくれた。
業者としては、工事はできるだけ大掛かりになった方が、得だからであろう。
専門的なデータを見せてもらっても、僕ら素人にはさっぱりわからないので
専門家を信用するしかないのだ。
ブラックボックス化されている場所で、僕らは少しずつ搾取されているってわけか。

今回の調査では、地盤改良を実際に行っている業者ではなく、
調査が専門の業者に、地盤調査を依頼している。
なので、地盤の判定は利益とはニュートラルな立場で行えるので
ある程度は、信頼できるものになるだろう。
その判定をもとに、地盤改良の業者に、地盤の工事を委託するのである。

測定の結果は、すぐには出ないらしいが
調査に来てくださった方の話によると、
「このデータですと、軟弱地盤じゃないのでコンクリートの柱は必要ないと思いますよ。表層改良で済むと思います」
とのこと。
おおお、予定通りコスト削減ができた。
スウェーデン式サウンディング試験に比べたら、調査費用は高くつくらしいが
それでも、調査結果が軟弱地盤じゃないと解れば、
地盤改良の予算がかからない分、トータルでは安くなるのである。

ちなみに、道路向かいの2年前に新築した家は、
地盤改良業者によるスウェーデン式サウンディング試験で
軟弱地盤と判定されて、コンクリートの柱を何本も打ち込んでいた。

調査結果がでれば、表層改良の準備とそれに合わせて土留めのL溝の注文をする。
L溝は、設計士さんの知り合いの工場に直接発注し(ほぼ原価で購入予定)
施主支給としてコスト削減をする予定。
こういった細やかな対応をしてもらえるのが、
建築家による家づくりの利点なのだろう。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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