家作りの話。
設計士との打ち合わせも進み、
先週、ようやく業者への入札説明会があった。
入札をする業者は4社。
今月の22日に開封し、その日のうちに業者を決める予定でいる。

が、思わぬところから横やりが入った。
横やりを入れてきたのは、福井市市役所の都市計画課。
農地を宅地に変更する手続きは農政課や農業委員会なのだが、
その宅地に住宅を建てる許可を得るのは、都市計画課。
おもに、これから建てる住宅の雨仕舞を見るのがこの課の仕事らしい。
新しく建てた家に降った雨が、道路や他の住宅に侵入して、迷惑をかけないか
排水の有無やその設計を検査し、住宅を建てる許可をだすのである。
農地転用と同時にこの都市計画課にも申請を出していた。
どちらかと言えば、都市計画課は書類上の不備さえなければ
特に問題はないと考えていた。

しかし・・・
都市計画課から、提出した雨仕舞の計画について指摘を受けた。
住宅を建てる予定地は、農地だったので、行政が工事した排水路がない。
もともとその農地には、H鋼のハウスが建っており、
そのハウスと道路の空き地に、家を建てる予定であった。
そしてそのハウスの両脇には、20センチのU字溝が備えられている。
新築の排水計画では、そのU字溝に雨水を排水し、
農業用水等の排水路につなげる予定でいた。
だが、都市計画課は、「それでは不十分」と言いだしたのである。

不十分の理由は、ハウスの雨水がその排水路にも入るため、
新築の雨水と相まって、増水する、と言うのである。
増水するかどうかはわからないのだが、
そもそもその排水路が増水しても、
その農地自体は道路や近隣の住宅地より50cmも低いので、特に周りに迷惑はかけない。
両隣に面している土地は農地で、一つは僕が耕作しており
もう一つは、近所の人が持つ水田なのだ。

そして都市計画課は、
「増水した水がハウスの中に浸水する恐れがある」
と指摘してきたのである。
そのため、排水路の拡張が必要だ、と都市計画課は言うのである。
20cmのU字溝を拡張するとなると
農業用排水路まで70mあるので、何十万何百万かかるかわからないのである。
これまでも道路から50cm低く、さらに道路に排水路が設置されていないことから
道路の雨水やなにやらまで、うちの農地に流れ込んできていたのだが
今まで一度も増水はしたことがない。
それに新築邸を建てる場所の雨水も流れ込んできていたので、
その場に家が建ったところで、特に問題は感じない。

さらに言わせてもらえば、
「増水した水がハウスの中に浸水する恐れがある」と指摘を受けたのだが
ハウスで耕作しているのは、僕本人なのだ。
行政から排水路の拡張をアドバイスされるのなら解るが、
拡張を行政から命令されるのは、筋が違う。
何十万何百万もかけて排水路を拡張しなければいけないのであれば、
少々ハウスに水が差しても、その方が問題はないのだ。
そもそもその問題は、個人的な経営と営農の問題であって、
都市計画課が口を挟むことではなかろう。

もし都市計画課が、建設許可をその排水路の問題で下さないとなれば、
一度出向いて対決しないといけないだろう。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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