06 18
2006

昨夜、うちの集落の若手で集まって飲む。
ちょっとした問題がおきたからだ。

村の若手の一人が、村を出た。妻と子供を連れて。おっつぁん(父)といざこざがあり、彼は村を出た。そこで村の若手が集まって、彼を元気付けると共に、その問題を話し合った。

あれこれ話すも結局彼は、村には戻らない、と言っていた。

僕の主観だが、うちの集落は特に結束が強いわけでもない。農業で食べている人は一握りのみで、ほとんどが集落外で仕事をしている。なので普段は、特に集落内で結束する機会も少ない。しかし、こういう問題がおきてくると、目には見えなかった部分が顔をみせたりもする。

村に戻らない、と言った彼に対して、年上のあんちゃん達は特に反対はしなかった。しかし、彼にある条件をつけた。それは、うちの集落の自治会の会合に参加すること、祭りに参加すること、地区の運動会に参加すること、だった。それさえ守れば、集落との関係は切れない、と。彼自身は集落との関係を保ちたかったようで、それだけは守る、と言っていた。

集落というコミュニティの一員になるというのは、村にどれだけ住んでいるかなどとはあまり関係がない。どういう行事に参加するか、それが大事なのだ。うちの集落は、自治会、祭り、そして運動会。村がその住民にとって村として存在しているのは、こういう行事を通して共有される価値観なのだろう。

昨夜の飲み会も村が共有された夜だった。
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ひょんなことからメンバーシップは住むこととイコールじゃない、ということがわかって、正直ほっとしています。

「こうでなきゃだめだ」って見方をみんながやめちゃって、
大事なものは何なのかをつきつめていけば、
なんでももっと柔軟で、いろんなことがなんとかなるのかもしれないね。
たとえ多くのことが変わってしまうようにみえても、
実はそのほうが、たくさんのものを壊さずにいられるのかもしれない。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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