そういえば、先日のこと。
保育園で会合あり。
若手農業者クラブの役員もそろっての会合。
そう、体験田んぼのイベントの打ち合わせである。

5月中旬に田植えをしたきり、
田んぼでのイベントが無い。
稲刈りまで、基本的な作業はうちの農園で行うのだが、
園児たちが楽しめるような作業は、ほとんど無いのである。
しかし、稲刈りまで何も無いのは寂しいと保育園から要望があり
何かイベントは出来ないか、と7月頭からなんどか打ち合わせをしていた。

そして保育園関係者からあるアイディアがでた。
それは「虫追い」だった。
全国で昔からおこなわれている行事の一つ。
民間伝承や地域の信仰と結びついて、各地で今でも行われている。
しかし、近代化の過程でこの虫追いは「弊習」とされ、
途絶えた地域も多い。
そして、この辺りでも絶えて久しく、
年寄り連中に聞き取りをおこなっても誰も知らないという状況だった。

県の機関やネットなどで虫追いを調べ、
この日の会合で、どういう虫追いをやっていくかを話し合った。

福井でかつて行われていた虫追い行事は、
夜に、藁で作った松明を持って、田んぼを練り歩く、というものだった。
さすがにそれは園児には無理。
ということで、伝統なんかにこだわらないで、
園児に出来る「虫追い」を皆で考えた。

皆で考えた虫追い祭りは、次の通り。
各クラスでかかしを作ってもらい、
それをもって太鼓や笛などで囃しながら、田んぼを練り歩くというもの。
若手農業者クラブの会長が、虫追い大明神に扮して、
行列を先導し、最後に体験田んぼに
適当な祝詞(本人曰く、ここで笑いを取る)をあげて虫送りをして、
園児たちがかかしを立てて終了の予定。
虫追いの行事や田んぼの生き物(害虫)の解説などもして
父母共々、田んぼへの関心を高めてもらおう、という予定である。

みんなで何かを作り上げていく過程は、本当に楽しい。
僕は特にそういうのがすきなのだ。
当日も楽しくなると良いなぁ。
関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ