業者が遊びに来る。
フルーツホオズキ(食用ホオズキ)を買いたい、
と言ってくれている業者だ。
昨年から手を出したフルーツホオズキ栽培なのだが、
なんとか量はとれるようになったが、
売り先がなかなか無いので困っていた。
まさに「渡りに船」とはこのことだろう。

今年はフルーツホオズキだけで4種類栽培した。
去年は1種類だけの栽培で、出荷期間が短かったことや
色や形、さらには糖度などの点で、業者から指摘を受けた。
なので、今年は、色や形、糖度とそれぞれに特徴を持つ3つの品種を探し出し、
昨年栽培した1種を加えて、4種類栽培している。
今は、糖度に特化した品種が出荷最盛期。
遊びに来た業者も、そのホオズキが見たくてやってきた。
ただ、糖度に特化した品種は、色が悪く、形も小さいのが難点、と
その業者からは指摘を受ける。
これは来年の品種選びの課題だろう。

そういえば、今年からナスもすこし力を入れている。
もともと米ナスや大長ナスなども栽培しているのだが
ある業者から言われて、今年からは、福井(鯖江)の伝統野菜である
吉川ナスを栽培している。
煮込むと果肉がジューシーで美味いとのこと。
ただ、果肉のなめらかさから言えば、西洋ナスも美味いだろうと思い、
何十種類もある西洋ナスの中から1種を選び、
今年から試験栽培している。
あちこちで試食してもらっているのだが、
なかなか良い反響なのだ。
来年は、これをすこし多めに栽培しようかと考えている。

最近よく思うのだが、
要は品種選びが肝心なのであろう。
米ナスや長ナスだって、何種類も品種があり、
その中から売り先が求める特性を掴んで
品種選びを行うのである。
スーパーに並ぶときは、
消費者が良く知っている「米ナス」などの品目カテゴリーに
おさまるのであろうが、
同じ品目カテゴリーであっても、品種は全然違っていたりするのだ。

農家の技能の1つには、品種選びの上手下手が入るだろう。
星の数ほどある品種の特性を見極め、
それと買い手が求める特性に合うものを選び抜ける力
(買い手が求める特性を敏感に感じ取れる力が前提条件だが)。

僕にはまだ無いが、いつかは、そういう技能を身につけ
自在に品種選びが出来るような農民になりたい。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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