やはり今年も満杯になってしまった。
自家菜園の収穫物で冷蔵庫が満杯なのだ。
とても食べきれない。

今年は、インドネシア人の研修生Hくんと大学の後輩であるIさんにも
自家菜園の収穫物を積極的に分けていたのだが、
どちらの冷蔵庫も、すでに満杯状態。
二人とも、すでにギブアップ。

長ナス、米ナス、吉川ナス、西洋白ナス、王様ナス(知り合いのシェフがそう読んでいた西洋ナス)、万願寺とうがらし、大甘長トウガラシ、パプリカ、ズッキーニ、ニガウリ、ブロッコリ、トマト5種、フェンネル、キュウリ、ピーマン、シシトウ、食用ホウズキ4種、ルバーブなどなど。

とうもろこし、カボチャ3種、枝豆(茶豆・黒豆)、エシャロット、根セロリなどなどは
もう少しで収穫。

肉や魚は自給が難しいのだが
(それでも漁業権はあるので、川魚であれば何とかなるのだが)
野菜の自給は、こんなにも簡単なのだ。
一年通して、この状況を続けるのは、すこし技術がいるのだが、
この時期だけ見れば、とても簡単なのだ。

溢れてくる野菜を目の当たりにすると、
なんとか保存しようと知恵を働かせる。
先週で終わりになったフェンネルで、最後の最後にピクルスを作った。
少々厚めに切ってしまったので、すこし硬くもあるが、
「それは来年の課題だなぁ」と僕が言うと、
妻は、「来年は覚えていないんじゃない?」と茶化す。

うーん、確かに。
いや、しかし、不思議なことにこういうことは忘れないのだ。
物覚えは良い方ではないのだが
(小学校の九九を覚えるのは、クラスで一番最後だった・・・余談)
自分なりに会得した何十種類もの野菜の栽培ポイントや調理法は、
毎年増え続ける作目にも関わらず、
その時その時になると思い出すのである。

渡植彦太郎は、知識を技術知と技能知に分けて説明したが、
まさに、僕の場合は技能知なのだろう。
実践を繰り返す中で身につく知識。
手や体が記憶する知識ともいえるかもしれない。
技術知は、ある事象を科学技術的に細分化されて検証された知識であり
僕はこういう知識を頭に詰め込むのは、どちらかというと苦手なのだ。

混乱無く自家菜園を作りまわす知識は、
僕の中で最近になってようやく、技術知から技能知へと変わりつつある。
『知っている』ことの中身が、ちょっと違うことのようにも思えるのだが、
それらは、全然同じではないのだ。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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メールは
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