ニンニクとたまねぎを収穫する。
自家菜園での話。

ニンニクは我が家に欠かせない野菜の1つで、
なんとかほぼ100%自給できている。
今年も収穫は上々で、来年のこの頃までは何とか食べられるだろう。
秋になるとニンニクから芽が出てきてしまうので、
天日干しで乾かしたら、一部はスライスして冷凍保存することにしている。
そうすれば、なんとか1年、自分で栽培したニンニクを楽しめるというわけだ。

たまねぎは、赤たまねぎばかりを収穫。
普通のたまねぎは祖母が沢山栽培しているので、それを貰うことにして、
自家菜園には植えなかった。
ソフトボールより少し小さめくらいの赤たまねぎが沢山とれた。
風通しの良い軒下につっておいて、早めに食べてしまおう。
最近、夏が暑いせいか、たまねぎの保存が難しいのである。
先日、フレンチレストランのサレポアさんで教えてもらった、
たまねぎのピクルスでも作ろうか。

さて、自家菜園。
ニンニクの場所は、草生栽培を試してみた。
草生栽培とは、読んで字のごとく、除草せずに草と共に栽培する方法。
昨年、ずぼらな性格なため、ニンニク畑が草で埋もれてしまったのだが、
収穫結果は悪くなく、それどころか除草を一所懸命にやった祖母の物より
ずっと大きなニンニクが取れたのである。
なので、今年は草生栽培を、もっと本格的に試してみた。

ニンニクの畝が3箇所あったので、その畝ごとに草生栽培の中身を変えてみた。
1つは、本当に何も除草しない畝。
1つは、香菜と混播して、除草もしない畝。
1つは、カラスノエンドウのみを繁茂させて、他の草は除草する畝。
香菜は特にコンパニオンプランツと言うわけではないのだが、
冬場はびっしりと畝を覆いつくすので、草が生えにくくなるので用いてみた。
カラスノエンドウは、雑草の一種なのだが、根に窒素固定の根粒菌がついており、
土を豊かにする雑草の1つなので、それだけを意図的に残した。
僕の自家菜園では、スギナがひどいため、何も除草しない区では、
スギナが大繁茂していた。
これらの3つの畝を収量から比較してみた。

結果から言えば、カラスノエンドウが繁茂した畝が一番収量は良かった。
次に良かったのが、スギナが大繁茂した何も除草していない畝。
最も収量が低かったのが、香菜と混播した畝だった。

カラスノエンドウの畝が、一番収量が良かったのは予想通り。
土の状態もよく、ニンニクの根張りも一番良かった。

香菜は春になると花をつけるため、草丈がニンニクより高くなるので、
それが収量を一番少なくさせた原因かもしれない。

意外だったのは、まったく手を入れなかった区。
殆んど収量はないだろうと思っていたのだが、
除草をしっかりやった祖母のニンニクと同じくらい大きなニンニクが幾つも
取れたのである。しかもこの畝だけは無肥料にもかかわらずだ。
土の状態もよく、表土の目視による観察で、一番ミミズがいたのも
この畝である。

無肥料で、無除草の畝で、そこそこのものが取れたりするこの自家菜園。
僕の農に対する知識が大きく揺らぐのを感じる。
これまで学んできた農学の意味を考えてしまう。

とりあえず来年は、ニンニク栽培では、
無除草区、カラスノエンドウ区、そしてビニルマルチ区の三つで
試してみることにしよう。

さて、週末に向けて、美味しいワインを飲むために、
たまねぎのピクルスでも作ろうか。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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