風邪をひく。
咳が止まらなく、夜眠れない。
医者の見立てでは、「気管支炎ですね。肺炎ではないようです」とのこと。
そして4日分の薬をもらった。

口蓋扁桃摘出手術を受けたのは、昨年の5月。
あれから1年が経った。
日記を見に来る人で、「口蓋扁桃摘出手術」や「扁桃腺、腫れ」などの検索で
見に来る人が多いようなので、
今回、風邪をひいたのをきっかけに
扁桃摘出をしてからの経緯を、少し書いてみよう。

口蓋扁桃を摘出してから、それ以前の体と比べて大きな変化があったことは、
① 風邪をひいても、高熱が出なくなった。
② 味覚の変化
③ 飲み込み時の喉の感覚
④ 睡眠の変化
であろう。

まず①について
口蓋扁桃を摘出してからは、基本的に熱は出なくなった。
切った年は、殆んど風邪をひくことすらなかった。
風邪をひいても、鼻水が少し出るくらいで、寝込んだりすることは一切無くなる。
たとえ風邪でも、仕事を休むことも無くなる。
ただ、今年に入ってからは、風邪をひく回数もすこし多くなってきた観がある。
そして風邪のひき方も、気管支炎になるケースが多い。
熱が出ない分、風邪をひいても仕事を休まないし、
体もそれほど辛くないため、医者にもなかなか行く気がしないので、
だらだらと風邪をひいてしまい、
結果として、気管支炎で夜眠れなくなるまで、ほったらかしにしてしまうのだ。
扁桃を摘出しても、基本的には風邪をひく回数は変わらない感じがする。
「扁桃腺を取っても、気管支炎になるんじゃ、どっちが良かったのか解りませんね」
と医者にも言われるのだが、
2ヶ月ごとに40度近い高熱を1週間近く出し続けていた以前に比べると、
今の状態の方が、楽ではある。
ただ、肺炎にならないよう、気を使う必要はあるが。

②について
あちこちのブログにもあるように、扁桃を摘出すると味覚が変わった。
術後、舌の両端が腫れることもあってか、
相当の間、甘味をなかなか感知出来なかった。
それでも甘味は、昨年末ごろには正常に感じるようになった。
現在は、普通の味覚だと思うのだが、
変わってしまった味覚に、自分が慣れてしまって、それが普通だと思うようになったのか
それとも、本当に味覚が戻ったのかは、定かではない。
ただ、現在でも水の味覚について、以前よりも敏感になったと感じる。
おいしい水ほど、やたらと甘く感じるのである。

③について
喉の大きな遮蔽物を取り除いたため、
ものの飲み込み時の感覚が、大きく変化した。
術前の感覚で飲み食いすると、むせてしまう。
息を大きく吸うだけでもむせることすらあった。
現在では、その喉の感覚にもなれたのだが、油断をするとやはりむせてしまう。

④について
まず、いびきをあまりかかなくなった。
以前は轟音のようないびきをかいていたのだが、現在はずいぶんとましになった。
それもあってか、睡眠の質に変化が生まれた。
数時間の睡眠でもぐっすりと眠れるようになったのである。
術前と比べて、睡眠時間に変化は無いのだが
術後は、睡眠が足りない、という感覚がほとんどないのである。
体も良く休まり、朝の目覚めも快適で、とても充実している。

扁桃を摘出して、1年。
多少の体の変化はあったのだが、
総合的に言えば、断然、摘出したほうが良かった、といえるだろう。
術後の痛みはかなりのものなのだが、それも1ヶ月程度なので、
医者から摘出をすすめられたら、僕は摘出することを考えても良いのではないか、と思う。
病気の原因を患部に求め、それを摘出・排除してしまう、という考え方には
もろ手をあげて賛成は出来ないのだが、
それでも、そういった自分の体と付き合っていくだけの
余裕がない状況の場合、摘出もやむを得ない、と思う。
僕の場合は、医者からすすめられた時には、
2ヶ月に1回は、1週間近く40度近い熱が出ていたわけで、
妻の就職や僕の仕事の独立などが重なり、
とても寝込んでいるわけにはいかない状況だったため、摘出を決めたのだ。
摘出後、風邪はひかなくなったし、何とか忙しい毎日をこなせているのだが
それで体がより健康になったわけではない。
喉が腫れないだけで、体の健康はほとんど変わらないのである。
(睡眠の質が変わったので、少しは健康になったかもしれないが)

体の異常をいち早く教えてくれていたかもしれない口蓋扁桃がないので
異常に気づきにくくなっただけなのかもしれない、と思うこともある。
口蓋扁桃を摘出・排除することで、体の健康への意識が弱まってしまうことこそ、
この手術の大きなマイナスの要因ではないだろうか。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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