ここ数ヶ月止まっていた家作りを再開。
今週の火曜日、設計士さんと打ち合わせをする。
2月以来の打ち合わせ。
平面図も外観も決定し、
農地の宅地申請手続きも、なんとか始まったことを受け、
実施設計の段階にうつることになった。

実施設計とは、
工事内容を確定することができる設計のこと。
基本設計に基づいて、構造設計、設備設計を含めた総合設計をおこなう。
図面は平面図、立面図はもちろんのこと、断面図、矩計図、仕様書、面積表、外部・内部仕上表、建具表、建具リスト、展開図、設備図などを作成する。
また、構造図、構造計算報告書など、確認申請に必要な設計図書を作成する。

さて、その実施設計に入る前に、
設計士さんから、1点だけ確認された。
それは、断熱について。
家作りを本格的に始める前に、いろいろな雑誌や本で謳われている
「高気密高断熱」に興味があった。
これから建てるのであれば、高気密・高断熱だ!とも思っていた。
そこで、初めに設計士さんに会った時に、
高気密高断熱の家を希望する旨を伝えていた。
実施設計に入れば、断熱の設計も当然ある。
そこで、設計士さんからは、断熱をどうするのか尋ねられたというわけだ。

家作りに入って、自分なりにあれこれと本を読み、
家を建てている現場で、大工や他の設計士さんからも話を聞いて回った。
その結果、高気密・高断熱は止めることにした。
従来どおり、高性能グラスウールの断熱で設計してもらえるようお願いした。
理由は幾つかあるが、
主なものとしては、家の中での快適さは、家の性能よりも
暮らしぶりの工夫が勝るのじゃないか、と確信に至ったからである。
家の性能を伸ばすことで、楽して快適さをある程度得られるかもしれないが、
工夫を凝らす努力を省くことで、暮らすことへの関心そのものが
失われてしまうのじゃないか、とも危惧している。
暮らすことは工夫をすること、そして何よりもそのことに
密接に真剣に付き合うこと、だと思っている。
無駄と思われる努力を省くことで、
そのなかにあった暮らしぶりの知恵そのものも失われてしまいそうで、
そうであるのなら、いっそ、少々家の性能を落として、
その分、工夫を凝らさないと住めないようにしておこうと思ったのだ。

だから、
手間のかかる暖房である薪ストーブを入れることにしている。
生活との関わりを省いて、家の中ではなく、心の中に北風が吹きすさぶ生活に
なってしまった現代だが、家の中に少々隙間風が吹いても、
家族や遊びに来た友人が心温かく過ごせる家にしたいものだ。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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