インドネシアの研修生H君と、国際交流会館まで行く。
日本語講座を受講するために。

あれから、H君が決断をして、日本語の語学授業を受けることにした。
県内でいろいろな団体が日本語を教えているのだが、
ボランティアで日本語を教えている「日本語の輪を広める会」の授業を
受けることにした。
プライベートレッスンで、1回90分、4回で3000円。

その授業をうけるために、H君と一緒に
8キロ離れた国際交流会館まで自転車で行く。
道を教えるには、一度一緒に走ってやることが肝心なのだ。

国際交流会館には、30分無料でインターネットが使えるパソコンがある。
その使い方も教えて、さっそくインドネシアのメディアにつなげて
インドネシアの情報を検索していた。
これで、あちらの情報へも自由にアクセス出来るだろう。

さて日本語。
教えてくださるのは、少し年配の女性で、エネルギッシュで
とても良さそうな方だった。
農林高校で受け入れているインドネシア人留学生も、
毎年、この方から日本語を学んでいる。
みんなそれなりに上手になって帰国するのだが、
それらはすべて、この先生のおかげなのだろう。

今回は初受講と言うことで、途中まで、僕も授業を受けることに。
すこし簡単な試験をして、H君のレベルが大体わかると、
それにそった箇所からレッスンが始まった。
まずは時計の読み方からだった。

H君は、通じる程度には、時間について話が出来る。
ただ、4時を「よんじ」と言ったり、
「分」の「ふん」「ぷん」の使い方がいまいち正確でなかったり。
僕にしてみれば、通じれば良い、という感覚なので
その程度の間違いはかまわない、のだが、
日本語の先生は、その使い方から徹底的に指導されていた。
それを必死にメモにとるH君。
彼にとって、この機会は、とても重要なものになるだろう。

帰りがけに、日本語の先生から、
「とても飲み込みの早い子なので、すぐに日本語が上達するでしょう」と
お墨付きをもらった。
H君も授業内容に満足している様子で、
以前、協同組合で半ば強制的に、
しかも下手なインドネシア語で教えられた日本語講座よりもずっと良い
と話していた。
「絵を多用して教えてくれるので、とても解りやすかったです」とH君。
どうやら協同組合での日本語講座では、
テキスト内容を先生がインドネシア語に無理やりに訳しながら、
ただ読むだけ(もしくは黒板に文字を書くだけ)の授業だったらしい。
日本語を難解な言葉だと思い込ませるには、
うってつけの授業だったというわけか。

とにかく、毎週土曜日、H君は日本語講座を受けることになった。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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