06 04
2006

うちの作業では、鎌を良く使う。葉物の野菜の収穫が多いからだが。

鉄製の鎌と言えども、2ヶ月ほど使うと切れがずいぶんと悪くなってくる。そのたびに何気なく新しいものと取り替えていたのだが、ふと今日、その鎌をまじまじと見てみた。

なかなかの姿で、手打ちと書いてある。1本800円もするものらしい。値段すら知らなかった。父は、『爺さんが若い頃は、砥いでつかっていた』と。刃がぎざぎざとのこぎりにようになっている鎌なので、砥石では砥げない。そこで鎌ヤスリを使っていたとのこと。ぎざぎざの目ひとつひとつをヤスリでおこすのである。なかなかの仕事だ。

時間の無いときは、集落内にあった鍛冶屋に頼んだとか。鍬といった道具もすべてそこで作ってくれたらしい。今ではその家は、屋号として鍛冶屋がなまった『かんじゃ』として呼ばれているだけで、普通のサラリーマンの家になってしまっている。

今でも鎌ヤスリはあるというので、今度自分の手で目おこしをしてみよう。解説されているだけでは解らない時間がそこにあるかもしれないから。
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昨日は来てくれてありがとう!
何も出来なくてごめんね~。

鎌やすり・・・そういうものがあるのなら私も一度トライしてみたいです!
ノコギリとかなら経験あるんだけど…
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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