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沖縄へ行ってきた。
国際開発学会に家族で参加するために。
すでに「国際開発」というものから離れて久しい。
それに日々の農の営みでは、そういったことを考える頻度もすくない。
将来また、その分野に自分が身を置くことも無いだろう。
それでも、沖縄に行ってきた。

やはりというか、あたりまえというか、
セッションの中で議論されていた開発論題に、
ついていくことすら困難になっていた。
それでも頭をフルに回し、忘れかけていた言葉を思い出し、
忘れかけていた概念を思い出し、
そして忘れかけていた視点を思い出せた。

村を見つめていく視点を、これまで鍛えてきたつもりだったが
どうやら日々の生活に埋没してしまい、その視点が鈍っていたようだ。
学会で得られる知識そのものが、僕の生活の中で役に立つのか、と
言われると、こたえは「NO」。
ただ、実践と研究の狭間で、その対象となる社会をどう切り取るのか、
それぞれの20分の発表の中からは、それを感じ取ることが出来る。
そしてそれが、僕の「社会を見る目」を磨いてくれるのだ。

沖縄開発のセッションでは、本土復帰後の社会変容について
熱い議論が繰り返し行われていた。
伝統的な習慣と「思いやり予算」と呼ばれる巨額な開発資金の消費の中で
沖縄は独特の社会を作り上げている。
その一端を感じ取ることが出来たのが、今回の学会参加の
一番の収穫だろう。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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