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農地に家を建てるのは、こんなにも困難だとは・・・。

本日、土地家屋調査士が来る。
家を建てようと思っている農地を、これからどういう手続きを経れば、
家が建つのか、その説明に来てくれた。
しかし、こんな肩書きが世の中にあり、そしてそれで飯を食っている人がいるとは。
なんだか別の意味で驚きだ。

さて、家を建てようとしている農地。
農業振興地域ということだけでなく、
昭和45年以降に他人と交換して手に入れた土地で、
その1点が問題となり、家が容易に建てられない。
たとえそれが、その土地の所有農家であってもだ。
昭和45年以前であれば、そういう法律施行前だったので、
問題はなかったらしい。

この土地に家を建てるに当たって、
一番の難関は、「開発審査会」という役所での審査会である。
市役所の都市計画課で行われるもので、普通の住宅を建設する際には
こんな審査会は通らない。
今回のような特殊なケースのみに、経ないといけないプロセスの1つ。

この審査会を通るポイントとしては
1.何故、住宅を建てるのがその場所でなければいけないのか。他に代替地は無いのか。
2.交換したときの経緯。相手方との関係は。
3.何故、今、住宅が必要なのか。必要性の説明。
などなどである。

これらを説明できれば、昭和45年以降に交換した農地でも、
農家住宅は建てられる場合があるとのこと。
この「場合がある」という表現には、ちょっとひっかかるのだが。

ちなみにこの手続きだけで、3ヶ月近くはかかるらしい。
土地家屋調査士さんの話だと、今月から申請をかけても
早くても来年の11月着工、とのこと。
なんという長さか・・・。

農地はあくまでも農地。ということか。
その法律があるからこそ、乱開発には合わず、
僕らはこうして農業を営んでいるわけなんだけど。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

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