農地を宅地にするのは、本当に難しい。
今日夕方、農協の支店長が慌ててやってきた。
開口一番、「大変なことが解った!あそこにすんなり家は建てられん!」とノタマフ。
え?なんで???


実はこの人に、僕らが家を建てようとしている土地(農地)を
宅地に変えてもらえるよう手続きをお願いしているところなのだ。
この支店長は、知り合いの行政書士さんにお願いをして、農地を宅地にかえる手続きを進めていた。
僕が家を立てようとしている農地を宅地に変えるには、いくつかの手続きが必要である。
まず、

分筆。
土地を分けること。
僕が家を建てようとしている農地は、1筆で30aある。約900坪。
農家住宅として農地を宅地にできるのは、Maxで150坪ほど。
ただ、予定としては40坪ほど宅地にしようと計画している。

次に農業振興地域の解除。
これは以前も説明したとおり。
振興地域の農地は、耕作以外の目的で使用できない。その解除をしてから
宅地として登記しなおさないといけない。

そして最後に住宅を建てるための開発行為許可をとらないといけない。

これらの手続きのすべてを当初は自分でやろうと思い、市役所で必要書類の聞いて来たのだが、あまりの多さに今は農協と行政書士さんに頼っている。

さて今回問題になったのは、
最後の開発行為許可のところで必要な書類を集めているときにおきた。
実際の手続きはまだ一番最初の分筆すらしていないのだが、スムーズにすべての手続きをすませるために、先に必要書類を揃えるのだが、その段階で、一番最後の開発行為許可が、このままじゃ取れないことが判明した。

問題となっているのは、その農地。
その農地は、祖父が平成元年に同じ集落にいる本家と他の土地と交換して取得した農地。
そして今でもその祖父の名義。
そして法律では、取得した農地に農家住宅は建てられない、というもの。
市役所の農業委員会や農政課では、これについては調べられないのだが
都市開発課で、この1点が引っかかり、開発行為許可がおりないらしい。

なんてこった。
農地は法律でがんじがらめになっていて、手続きが煩雑と良く聞くが、まさにその通りだ。
どれもこれも農地を守るためのものなのだろうが、
農家が自分の家を建てることも難しいとは・・・。

とりあえず支店長さんには、他に方法は無いか、あたってもらうことにした。
祖父から父へと名義変更するということも視野にいれて、
調べてもらうことにした。

う~ん、家作りの道は困難で険しい。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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