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ようやくインドネシアから連絡あり。
依頼していた研修の候補生のデータが郵送されてきたのだ。
副校長が気前良く答えたBesok(今日ではない未来)というが、
来月でも、来年でも、来世でもなかった。
文字通り、明日だったようだ。
よかった。

来月にでもこちらでのビザ申請を行う予定でおり、
先日も研修派遣元になる協同組合から、うちの農園についてヒアリングがあったところだ。
その時に協同組合から、
「来週までには、候補者のデータお願いしますね」
と念を押されたところだった。
なので、今週にデータが郵送されてきたのは、タイミング的にはベストだった。
いろいろとあったが(たけし城など)、期限までに必要書類が届いて
期限どおりに事が進むなんて、まるでインドネシアじゃないみたい!
そう、本当に期限どおりに事が進むなんてことは、稀なのだ。
・・・そして、やはり今回のやり取りでも、それを実感することになる。

まじまじと研修候補者の書類を眺めていたら、
生まれが、1988年の6月6日になっていた。
ははは、ドラえもんの絵描き歌みたいだなぁ、と気軽に考えていたのだが、
ちょっと不安がよぎる。
アレ?コノ子、マダ、ハタチニナッテイナイ???

研修生として呼べる人は、二十歳以上と決まっている。
未成年ではだめなのだ。
あちらの農林高校で選考してもらうときに
こちらからつけた条件にも、第一番目に二十歳以上と入れたはずなのに。
もっとも肝心なところが抜け落ちて、選考されてしまっていたようだ。

慌ててインドネシアの農林高校に電話をする。
当然、相手は副校長。
二十歳になっていないようですが、と切り出す僕。
「え!?そんな条件があったの?」と副校長。
9月の頭に、校長が福井に訪れたときに、こちらから条件を渡しておいたのだが、
どうやら副校長はそれを知らないらしい。
そして校長は、たけし城構想を抱えたまま、来年の知事選挙戦に挑むべく、あちらこちらを奔走し、ほとんど校長として仕事をしていないとか。
そして副校長曰く、
「校長から、選考を依頼されたが、そんな条件の話は一切していなかった」とノタマフ現状となってしまったのだった。
嗚呼、これぞ我が愛するインドネシア!

さっそく副校長宛に選考のやり直しを依頼し、
詳しい選考条件を電子メールで送ることに。
ただこの電子メールも怪しい。
副校長は電子メールを持っていないので、同じ学校の他の先生宛に、電子メールを送るしかなかった。
僕の実体験から言えば、
インドネシアでは、間に人を1人挟むと、情報伝達の可能性は約33%下がる。
(つまり、間に3人挟めば、ほぼ情報は伝達しない)

果たして、送った電子メールは無事に副校長の目に触れることになるのだろうか。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

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