バンドゥンの農林高校に、
来年から来るインドネシアの研修生の選考を依頼していた。
来年からいよいよ我が農園でも研修を始める。
カリキュラム自体はまだまだ未定なのだが、
それでも僕と妻だけでも、ずいぶんと面白い研修はできるだろう。

さて、「たけし城!」と叫びつつ去っていったあちらの農林高校の校長。
来日時に、9月中に選考した研修候補生のデータをこちらに送ってくれる約束だった。
そのはずだった。
が、予想通り、データは10月に入っても来ない。
たぶん、たけし城で頭が一杯なのだろう。

そこで今月初めに、校長に電話をする。
しかし、つながらない。どうやら携帯の番号を変えたようだ(インドネシアでは、日常茶飯事に、携帯の番号を変える)。
そこで副校長に直接電話をし、さらに知り合いの先生数名に電子メールで催促をした。
こういった間接的な方法で連絡をする場合、出来るだけ多くの人にコンタクトをとらないと、あちらでは連絡が本人になかなか行かないのだ。

さて、メールを送ってから数日後に、再び副校長に電話をする(僕自身、校長とはすでに直接コンタクトが取れなくなっていた)。
研修候補生のデータは、いつこちらに送ってくれますか?と聞くと、
「Besok!」と景気良く答えてくれた。
Besokはインドネシア語で「明日」という意味。
だがこれをこのまま捉えてしまってはいけない。
辞書を引けば解るし、インドネシアに滞在経験がある人ならば、この言葉は、もっとも注意するべき言葉だということが、わかるはずだ。

Besokは、「明日」という意味でも有効だが、それは本来、「今日ではない未来」を指す言葉なのだ。つまり、明日でもあり、明後日でもあり、明々後日でもあり、来週であり、来月であり、来年であり、来世でもある(?)。
つまり副校長が答える明日は、「今日ではない未来」という意味の明日の可能性が高いのだ。

妻は、
「そういう時は、Besok?Kapan!(明日?っていつよ!)って聞き返せばいいのよ」
とノタマフのだが、
さすがに副校長にそこまでは聞けない。
ただ、研修候補生のデータ内容を詳しく聞けたので、どうやら選考だけは済んでいるらしい、というのは察することが出来た。

そしてそれから1週間経つが、いまだに研修候補生のデータは来ない。
Besok?Kapan!(明日?っていつよ!)と聞けばよかったかなぁ・・・。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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