インドネシア語で、『誤解する』という意味。
意思疎通がうまく行かないときに、良く使う言葉。
今日はまさにsalah paham だった。

昼前、東京のインドネシア大使館から電話がある。
以前、仕事で一緒になった方で、久しぶりの電話だった。
『タヤさん、今度バンドゥンの農林高校の一行が来ますが、向こうの校長によると、その時にタヤさんのところで研修を受ける研修生も連れてくるって言っていますよ!』

この方にとっては寝耳に水で、
研修事業やビザのことがどうなっているのか、
という問い合わせだった。
そして僕にとっても、今回の農林高校の一行来日の時に、
研修生が来るなんて寝耳に水だった。

話がちょっとややこしいので、少し戻すことにしよう。
地元の農林高校とバンドゥンの農林高校との間に友好協定が結ばれている。
毎年9月から11月までの3ヶ月間、バンドゥンの農林高校生を
地元の農林高校であずかるのである。
いわば短期留学。
そして今年もやってくることになった。
僕も通訳として、日程調整の国際電話をここ数日かけまくっていた。
それと同時並行して、インドネシア人研修生受け入れの話も
あちらの校長先生にしていたのである。
地元の農林高校との関係もあり、どうせ受け入れるのなら
向こうの農林高校卒業生にしたい、と考えていたかである。

実際に研修生の受け入れは来年になりそうだ。
先日の電話でも、あちらの校長にそう伝えたのだが。
何がどう間違ったのか、今回短期留学の生徒と一緒に
研修生も引率してくることになるなんて。

それにしても、先月に研修受け入れの話を
副校長を通してしたばかりなのに、すでに人選も済ませて
しかも9月に連れてくるつもりだなんて・・・。
大使館の方は事情が解ると笑って言った。
『あちらの校長先生はそろそろ退官ですので、その前の業績作りで必死なのでしょうね』。

とにかく、あちらの校長に国際電話をする。
しかし何度かけてもつながらない。
こちらも急いでいる。
仕方なく、副校長に電話を入れ、事情を説明する。
『OK!OK!そのことは校長に伝えておくよ!』と副校長。
僕は知っている。この手の言葉ほど信頼がおけないものはない事を。
電話をしてから、後悔。
あああ、これってもしかしたら、さらなるsalah pahamを生み出しはしないだろうか。
関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ