FC2ブログ
ここをどうにかしないと
やはり画竜点睛を欠く、とはこのことだろう。
研修が研修としてその場を作り上げるには
ここから始めないといけない。

だけど
インドネシアの送り出し機関は
どこもかなりブラックで闇が深い。
利権が絡み
どこの団体もそこにかかる価格は
みな高止まり。
市場原理が全く働かない。
こういうのはどこかで牛耳っている奴がいるんだろうか。

だから、8期生のイマンが
そういう送り出し機関をやりたいと言ってた時、
はじめはまっとうなことを言っていたらしいのだが
最近は、周りの価格に合わせて
やはり高止まりの価格を提示してくるようになったと
関わっている協同組合の人が嘆いていた。
開業したいのはわかるんだけど
イマン、君の提示する価格では
もう僕らは合わないんだよ。
日本の実習生を受け入れている職場は
儲かっているわけじゃなくて
逆にそこにいきついちゃったという職場もあって
そんな中での外国人ってこともあるわけで。
だのに、間に入っている連中は
経済格差を盾に
行く人間からも受け入れる人間からも
甘い汁をすすろうとする。
ま、そんなもんなんだろうけど。

もっとまっとうに行為能力が発揮される
場所をつくりだせないだろうか。
今までの価格でもいいので
それをイマンが独り占めするんじゃなくて
社会に還元できる方法ってないのだろうか。
結果的にそれが市場原理的に
イマンの送り出し機関が支持されて
彼のビジネスの強みになるとか。

一つは安くすること。
受け入れる人からは、まぁ、そのままでもいいけど、
行く人間から搾取しないこと。
もう一つは、その利益を
自分の仕事が持続的に評価を高めることに
社会還元する仕組みを作ること。
それで、
イマンの送り出し機関から実習に参加する人が
増えれば、きっと利益は上がるはずなんだけどなぁ。

だけど
どこもみんな目先の利益追求型で
話にならない。
実習生に授業料として40万近くも借金させるのって
やっぱりフェアじゃないよ。
15年前の話だけど
ボゴール農科大学の大学院の1学期の価格は
僕は外国人だったから1500ドルだったけど、
インドネシア人は6万円くらいだった。
先生は皆、海外の有名大学で博士号とっていた。

でも
送り出し機関の先生って特に教育学などの学位は無いし
日本語の語学資格は良くてN2級でいまいち。
日本語教授法も会得してるわけでもない。
イマンに至って農業高卒だしね。
でも授業料だけはすこぶる高いんだよなぁ。
これってインドネシアで国内問題にならないのかなぁ。
大学の日本語学科とかで
こういうサイドビジネス的にやらないのだろうか?
やっていても、一緒に料金は高止まりのままかも。

しかも、やばそうなのが
本人や親族の借金を返すために
こういう制度が使われているんじゃないかって
いう可能性が排除できないこと。
やばいね、これ。

でも、ここをしっかりやらないと
この制度が研修にならないんだよなぁ。
なぁ、イマン。わかるか?




関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
06 ≪│2020/07│≫ 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog | | Template Design by スタンダード・デザインラボ