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マスメディアやSNSで
最近技能実習制度がにぎやかだ。
そんな中、こんな記事が。

外国人実習生が涙の訴え “失踪”に走らせる地獄の労働環境

まだ、こういうことが行われていることに怒りを覚える。
制度改善が行われ
巡回も強化され
罰則も厳しくなったのだが
結局、訴えにくい状況が
温床となっているのかもしれない。

技能実習の在留資格は
実習先の実習計画にそって認可されるので
実習生が職場を移動することは自由にできない。
罰則が厳しくなったので
不正で実習先が処罰を受けると
5年間の実習受け入れ停止になり
そこに所属する実習生は
在留資格を失うことになる。
なので、実習生が訴えれば
自分も含めてそこに所属する実習生の後輩も
帰国を余儀なくされる。
大抵の実習生たちは
それぞれの本国での日本語教育の場で
紹介料や授業料として
40万円の借金がすでにある状態で
日本行きを決めているので
実習先が訴えられて
在留資格を彼ら彼女らが失うことを
もっとも恐れている。
その構造が、実習生をして
声を上げにくくしている実態でもある。

移動の自由を許しているのが
今の国会で議論されている特定技能1号2号だろう。
だが、この特定技能の在留資格を得るには
それ相応の技術と日本語が求められ
実質それを担保する資格は
技能実習生で1年以上いた場合に受けられる資格試験の
技能実習2号という資格である。
つまり技能実習制度での資格が
次の新しい就労の資格になるわけで
技能実習制度は
その意味でも今後も補完的というより
より位置づけを明確にしたなくてはならない制度に
なっていく可能性はある。

法律でどのような規制をつけようが
やはり声が上がらないのでは
意味がなさい。

そこでこんなのはどうだろうか。
卒業生たちのネットワーク化をして
それぞれの国で
「受け入れ企業評価団体」を立ち上げるというのは。
項目として
「賃金の支払状況(月額・残業等)」
「休日の回数」
「パワハラ・セクハラの有無」
「学習の場の有無」
「社内の雰囲気」
「企業のある地域の住みやすさ(アクセス・生活費等)」
などが考えられるか。
これらを☆5つで評価して
その企業が魅力的な実習先かどうかを
これから借金していく実習生たちに判断してもらう
というもの。

そうすれば、悪い事をしている企業は
いくら募集をしても人が集まらないってことにならないかなぁ。
ちょっとでも良い人に来てほしいと思う企業さんは
この評価を気にするようになるだろうし
それが求人の大きな力にもなるはずだと思うんだけど。
市場原理で
悪い事をしている人たちは評価を下げて、
人は来なくなり
良いことをしている企業はどんどん伸びていく。
制度に網をかけるんじゃなくて
こういうやり方があっているようにも思う。
それぞれの国での日本語学校での紹介や面接が
ブラックボックス化しているので
そこに制度的にメスを入れるのは
日本からでは無理だし
インドネシアで運動をしたとしても
もっとひどい海外労働(TKI)が問題視されていて
ルピア換算でとても待遇の良い日本企業への実習制度は
改善はほとんどインドネシア政府も乗り気じゃないと想像できる。
だとしたら、実習候補生たちが
自分たちの将来を見据えて
実習先の評価(先輩たちの経験)を基準に
実習先を選ぶことができれば
すこしは改善されるに違いない。
当然この運営は民間でやる方が良いね。

SNSなどを使ってさ、
誰でも簡単に投稿できるシステムを作ったら
面白いと思うんだけど。
どう?だれかやらない?
やらないのなら、やろうかなぁ。
うーん、でもそんなに暇じゃないか。
ちょっと、現地の友人に投げかけてみるかなぁ。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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