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農業は
自然にすこし手を加えて
自分たちの都合の良い環境を整え
あとは自然の摂理に任せて
その恩恵を受ける業である。

どんなに自然を排除しようとしても
それが植物工場であっても
光と水と無期元素による自然の摂理からは
逃れられない。
すべては自然の摂理を利用することが
我々農民の業なのである。

だから、自然を排除してしまうことは
そもそも農の業には無い。
農の業は、自然の一部を
如何に自分たちに都合の良いモノにするか
その一点でしかない。

今、日本列島は
災害列島と化している。
農園でも、昨年の超大型台風から豪雪、
そしてこの8月の台風と9月の台風に
農園の施設はかなりダメージを受けた。
破壊され、再利用できないハウスも多く
再建の最中でもあるが
それに並行して
自然災害が次々と発生し
農園の施設を痛めつけていく。

これまで農園では、
自然の摂理を理解し
雪や暴風に対策をとってきた。
この付近のスタンダード以上の設備を準備し
災害に向けて耐えられる、やり過ごせる、
そんな生産体制を整えてきた。
それが農の業だからだ。

だが、そのセオリーも
すこし自然の摂理の中の災害のカテゴリが
変わりつつあるこの頃は
通用しないケースも多くなってきている。
自然がすこしでもそっぽを向けば
僕らはもうそれだけで立ち行かなくなる。
自分の都合の良いモノにかえていく作業が
気に入らないのか、それとも
そんなことすら細事で
ただ自然がくしゃみをするがごとくの反応で
僕たちのすべてが失われそうになる。

敬愛する夏井いつき組長の言葉に
「風の強い日の旗は美しい」とある。
それはその旗が、強い風の中でも
耐え忍び、そこに留まるからだ。
これからまだまだ変わりゆく
自然に対して
僕らはいつまでここで耐えて行けるだろうか。
やや不安にオモフこの頃。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
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