FC2ブログ
雪害を受ける前の2018年の1月。
僕の農園を卒業した
インドネシアの技能実習生グループと一緒に
JICA基金の枠で
事業提案を行っていた。

2016年にも一度採択事業となり
技能実習生のグループ化を図る事業を行っていた。
その時の成果から
2018年にいくつかのグループを作り
より高収入を得るためと
より持続的な農業を目指すために
環境に寄り添ったコーヒー栽培をしようと
実習卒業生たちと議論を重ねてきた。

その事業提案が
この度、めでたく採用となった。
ハウスの再建の中
なかなかハードなスケジュールになるが
インドネシアの農村開発も同時に進めていきたいと思う。

技能実習制度は
海外への技術移転という名目だが
ほとんど技術移転を担保するような研修にはなっていない。
また熱帯と温帯の差、
社会的価値の差、
市場の差、その他もろもろの差があり
日本のやり方のほとんどが通用しない。
通用していれば、青年海外協力隊で
みんなあんなに苦労しないよね!
なので、農園では考え方や視点を鍛えることに
主眼を置いて、経営に対する考え方などを
たたき込んでいる。
もちろん、あちらの社会に接合できそうな
技術などは実習生と議論をしながら
勉強もしてるけどね。
つまり、余談だが、
そういうアダプテーションができる人間でなければ
技術移転なんてもんは上滑りするってことなんだけど
それはまた別の機会に。

雪でハウスが潰れる中
無理して3月の上旬に出張したのも
この仕込みをするためだった。
事業採択となり
とりあえずホッとしてるが
ここから1つ大きな活動が増えることになり
今年もかなり激務になるだろう。
でもこの刺激が
僕らのモティベーションでもあるので
手を抜かず、まい進していきたい。

仲間たちと一緒に
西ジャワ州で持続可能なコーヒー栽培の研修を
これから作っていこうと思う。
日本に居ても
協力隊の時のような
こんな刺激を受けられるのは
本当に幸せだと思う。


関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
10 ≪│2018/11│≫ 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ