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月間レポートの記録。
次はデデについて書こう。
デデはちょっと停滞気味。
2年生はどうしても少し停滞する。
というか、面白いのは農繁期ほど
みんな一所懸命勉強するのだけど
農閑期は全体的に緩む。

彼は今、3年生の卒業研究で悩んでいる。
施肥の勉強をしたいと思っているのだが、
どのような勉強をしたいのかがいまいち見えてこない。
効果的な施肥とは?と彼はいうのだけど
施肥がその作物にどのような影響を与えているかを
抽出することは、実は至極むずかしいのだ。
農学系の論文でそういうものはたくさん出ているのだけど
抽出することに熱心になりすぎて
実際の圃場で使えないというかあんまり効果のない理論もある。
農家にとって作物の生理学的な解明は必要ではなく
それぞれの圃場の状況が違う中で、
コスト計算と出荷持続か狙った需要期に合わせて
きちっと量を出荷できるような
施肥設計となると、たぶん農学では答えられないような
気もしている。
(もしそんなことは可能だという方が居られましたら、教えてくださいませ。)
だって、畝1つ違うだけで
テロワールって言葉が生まれるくらい
植物の生育環境は違うんだからね。

だからといって
施肥は無視していいとはならない。
実は、デデ以外にもこういうことを研究したいって子は
今までも居た。
でも、僕はそれは無理だといって受け付けなかった。
で、今回。
やはり無視していてはいけない、
ここも僕らは切り込んでみよう、と思い
彼の目指したい道に進んでみようと思っている。

だけど、どういう風に実験するのか。
またそれが、
また実際の農家にとって有益な実験となるには
どんなことを調べたらいいのか、
そこに頭を悩ます。
デデは単純に施肥の仕方について
それそれの違いを勉強して
それで発表としたいみたいだけど
それでは十分じゃないよね。
もっと今の農家が現場で困っている事
疑問に感じていることを
聞き取って
それを実験するようにしたい。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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