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忙しい。
とにかく、忙しい。
先週までの暇な時間が嘘みたい。
クリスマスだからしょうがないか。

そんな中でも、
月間レポート指導や授業は必ずやる。
誰も褒めてくれないから
自分で自分をほめる。
偉いぞ!徹!

さて、今回はその月間レポートの記録。
面白かった順で行こうと思うけど、
今回のエントリーはイマン。

帰国後の
移動販売事業を模索している彼。
一軒一軒売り歩くのは時間的ロスも大きいので
学校や公務員の事務所などを狙って
移動販売を考えている。
ただ、学校の場合短い休み時間で販売するのは難しい。
公務員も業務中は大ぴらに買い物できないしね。
で、野菜を近くの食べ物屋などに預けて
受け渡しをしようと考えているみたい。
常夏のインドネシアは鮮度維持が難しい。
そこで個別の注文に合わせて(注文はSNSを活用予定)、
発泡スチロールに野菜を入れて
受け渡しをしようと考えているみたい。
それを回収して、またそれに詰めるので
初期に100個ほど買えば良いと試算するイマン。
ひとつ40,000ルピアするので
100個も買えば、400万ルピア。
公務員初任給の2か月分ってわけだ。
投資としてはかなり重いね。

結果から言えば、
その立派な発泡スチロールは
回収困難に陥るだろう。
魅力的で高価な箱は
きっと消費者の家で、他の用途で使われ、
あれこれ理由を付けて戻ってこないだろうね。
その箱の写真を見たけど
僕だったらそこに氷を入れて
冷たい飲み物を保管するのに使いたいなぁって。

日本の新規就農者でも
これよく聞く問題なんだよな。
出荷資材を安くしたいために
コンテナを作るんだけど
結局そのコンテナの回収が出来なくて
大損するケース。
なので、農園では出荷してほしいという業者から
コンテナを借り受けて、それに詰めて出荷する方法を取っている。
消費者から籠や箱を受け取って
それに野菜をつめたら良いと思うな。
ただ鮮度を保つための工夫は
何か別に必要だけどね。

あと、もう一点記そう。
月間レポートにはそれぞれ僕に
いろいろと質問できる項目がある。
イマンからの今月の質問はこうだった。

「スタッフのモティベーションはどうやって高めたら良いのか?」
雇用前提で考えている彼にとって
同じような気持ちで働いてくれる人を
どうやって育てていくのか、それも課題らしい。
うん、その気持ちよく解るよ。
僕もさんざん迷ったし、どうしようかと思った事も
これまでたくさん経験した。

ある沢山人を雇用している農業者は
かつて僕にこういったことがある。
「結局は休みの数と給料だよ」って。
うーん、労働ってそんなもんか?
いろんな仕事してきて、農業の世界に入ってくる人って
それじゃないような気がする。
もちろん休日は多くあるべきだし、
給与も高くありたい。
さらに何かが必要だと僕は思う。

で、このモティベーションを高めるのは
僕は開発の現場でさんざん失敗した事が
今に活きている。
ワンマン的に取り仕切るのも一つの手だろう。
だが、僕は性格はワンマンかもしれないが
自分の能力が決して高くないことも知っている。
だから、出来る人に出来ることを
やってもらうようにしている。
労働の喜びは
自分自身の表現だと思う。
だとすれば、その労働は
他人のコントロール下に置かれるのではなく
自己の意識の下に置かれなくてはいけない。
言われたからやる仕事と
これをやりたいと思ってやる仕事の
クオリティー差のはそこにある。
それにはある程度、指示棒の移行が肝心だ。
開発現場で僕はそれを学んだ。
圧倒的な力の差に無自覚なことから生まれる
勘違いの連続。
それを少しでも無くせば、皆、自分の生活を良くすることが
それぞれの主題であるために
その活動は目を見張るほど、
また開発者側やこの場合では社長やボスが
思わなかったアイディアと視点と行動によって
その環境は大きく変容する。
それを恐れとみることもできるだろう。
コントロールしたくなるのも人間だからね。
でも、それ少しだけやめてみると
チームってやつができあがってくると今は思う。
ま、またこれはどっかにまとめて書こうかな。








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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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