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これは問題だと思う。
最近、歴史にその後に生まれた視点と価値で
新しい意味を付加させて
当時のその歴史を捻じ曲げたりするのが
多くなってきてた。
国家の宰相がそれをするもんだから
いろんな人が真似をする。
で、農業のオピニオンリーダーまでが
ちょっと受け入れがたい持論を
歴史に持ち込んで発信するもんだから
本当に困ったもんだ。
その記事がこれ。
農地解放が地域から経営を消滅させた

読めばわかるが、
農業の企業経営と家族経営の
違いを話していた沢浦さんが
なぜかそのロジックを歴史の地主制に
結びつけるという異次元の持論を
展開する流れになっている。
戦前は地主が地域経済を回していたという。
でその地主制を再評価して
昔の地主を新たなスタイルで企業家として
甦らせるんだって。
地主は資本家&経営者で
小作は農作業員っていう構図か。

地主制は、封建制で
血による支配っていうのが一番の問題。
世襲制でその誰かが馬鹿でも
そいつが当主となって再配する。
階級間の流動性も少なく
小作は金銭的な理由などで
経営をするチャンスもその経験も
またその勉強もできないように
固定化され
権力構造も固定化する。
それがいろんな問題を生み出す。

経営と言うことだけを話していれば
良かったのにそれが地主制に
すり替わったあたりから変。
自分たちの権力構造が
特権的でそれは固定化することで生まれていることを
知っていたその階級は
新しいイノベーションを
起こす力になるのだろうか?

記事にもあるが
家族経営でも企業的経営があるというように
個人の力によって
資本を集中させて育っていく起業家もいるだろう。
農地解放で
小規模の家族経営が増えたのは
農業におけるマイナス要因というのは
誰にとってなのか。
僕らは誰のための幸せを追及するために
生きているだろうか。
まさか国家なんていうんじゃないだろうな。
自分の歩んできた道は
地主制がなくなった
民主的な世の中だから生まれたことを
わすれちゃいけない。
ま、沢浦さんがかつての地主の家系なら
恨み辛みもあるだろうけど。





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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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