今日、農園の期待のスタッフ、
すーちゃんこと立崎が
青年海外協力隊の二本松訓練所に
入所する。

農園のスタッフを
インドネシアタンジュンサリ農業高校に
送ろうというのは
ちょっと前から考えていたけど
具体化したのは昨年くらいから。
もともと
留学中にインドネシアの農村のこれからと
日本の農村のこれからを考えて
本当は反対していた
技能実習生を受け入れる事にした
その辺りから
こういうことが出来たらいいな、の一つが
農園のスタッフを
技能実習生を送り出してくる地域に
送ろうっていうこと。

僕らはどうしても解釈するのが好きなので、
現状のトレンドから歴史を
再解釈したがるし(大河ドラマも今の歴女の言説も気分は良く似ている)
進化論の影響を受けて
発展については単線的な
不可逆的な道筋があると思い込んでいる。
これを壊していくことが
農業と農村のこれからを考えるもっとも
重要なことだと
僕は協力隊と留学を経験して
思い至った。
そして10年、技能実習制度を利用しつつ
インドネシアの農村とのかかわりを持ち続け
人材育成とビジネスのアドバイスをし続けて
その思いは、もはや確信でしかない。
そう、
だから満を持して
スタッフをインドネシアの
タンジュンサリ農業高校に送るのだ。

で、
フロンティア精神なんてもんじゃなくて
日本の先進農業を教えるでもなくて
交流が大事ってことも越えて
協力隊スキームで、
インドネシアの農業・農村問題と
日本の今僕らが直面する農業・農村問題との
グローバルかつ同時代的な部分を
共有し
そこから見える未来を
これからの農業教育の在り方でも良いし
農村の発展でもいいのだが
僕らはそれを係わるアクターみんなで
眺めようってことをやりたい。

とりあえず
立崎には
暉峻 衆三 著 「日本の農業150年―1850~2000年」 (有斐閣ブックス) を
手渡した。
農業の変遷を構造的に書かれてる良書。
これをまとめて
インドネシアの農業高校で
授業できるようなプレゼンシートを
農園の坂本と僕と立崎とで作ろうと思う。
単線的な発展でない事
それぞれの時代でそれぞれの
前時代から引きずる社会構造が
影響して今に至ることを
日本とインドネシアを対比しながら
まずはお互いの視点をすり合わせてみたい。
その先に何が生まれるのかは
あとはそれぞれの隊員としての
資質やインタラクションによる奇想天外な
結果によってもたらされるだろう。
だから尚更
わくわくしてたまらない。
立崎や坂本を通じて
ここで農業をしつつ
僕ももう一度協力隊に戻ろうと思う。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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メールは
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