ワインを1日1杯飲むと
健康になるという話は
良く聞く話。
それは僕がワイン好きで
自分に都合の良い情報を
意識的もしくは無意識的に
選択しているからかもしれないが
ま、とにかくワインの云々話は
よく巷にあふれている。

そのワインについて今朝の
ラジオで面白いことを言っていた。
コペンハーゲンでの調査なのだが、
ビールとワインと蒸留酒を飲んでいたお年寄りの
その後の寿命を調べたところ
ワインを飲んでいたグループの寿命が
有意的に長かったらしい。
そこでワインには何が含まれているかを
調べてみると
ポリフェノールという
動脈硬化に効果がある
物質が含まれていることが分かった。
だからワインは長寿に関係する。
と、人は結論付けたがる。
対象物のワインに目を向けるからだ。
しかし、
ラジオでの解説では
ここからが本番だった。
疫学の研究ではその効果を観ると言うよりは
統計学的に関係性を明確にする。
コペンハーゲンの実験では
続きがある。
次に地元のスーパーで
300万人のレシートを解析したらしい。
そしてビールとワインとで
それぞれを購入した人が
他に何を購入したかを統計的に明らかにした。
そうしたら、
ビールを購入した人の買い物傾向としては
ウィンナー、マーガリン、豚肉などを買い、
ワインを購入した人は
植物性油、野菜を多く購入していることが
統計的に明らかになった。
ウィンナー、マーガリン、豚肉などは
トランス脂肪酸や飽和脂肪酸が多く含まれ
それらは成人病の原因となっている。
飲み物はそれ単体で楽しむわけではなく
食事を通じて楽しまれていることが多い。
そのそれぞれの家庭や個人の嗜好の
食文化がその後の寿命と大きくかかわりのあるような
グループ分けが出来たという話だった。
それぞれ好みに違いはあれど
傾向としてビールと合わせる食事は
トランス脂肪酸や飽和脂肪酸が多く
ワインと合わせて好んで食べられている食事は
成人病予防の効果のあるものが多かったというわけ。
その単体の機能を僕らはついつい
追いかけてしまいがちだが
そういう近視眼的なことでないということだ。
ワインが良いからといって
普段の食生活を変えなかったり
食事を楽しむ気持ちもなく
ただ薬のようにワインを飲んでいても
ちっとも体には良くないというわけ。

こういう視点って
なかなか身につかないね。
うん。

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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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