表題のイベントが本日ありき。
青壮年部に二枠いただけるとのことで
僕と副部長と一緒に
10人(最終的には11名)の意見者に加わった。
国家会議員に対し、
農業者の現場の声を届けようというのが
本日のイベントの主目的。

このイベントにあたって
事前に農政連から打ち合わせがあった。
いつもお世話になっている大人たちから
打ち合わせがあると、そりゃ、今はやりの
そんたくがあったりなかったりで、
いろいろとあたりさわりない意見に
集約されてしまうのかもね。

で、今日。
話す内容の原稿を創ると言っておいて
実は、原稿を作らなかった。
ヒアリングで話した内容で
話す予定だったし、
原稿を読めば
それだけ魂の無い言葉だらけになると思ったからだけど
どこかでその舞台自体が
ライブ感のない無味乾燥な
そんな農政のやり取りになるのを
嫌っていたのかもしれない。
だからといって
ライブで良い議論をできたことは少ないけど。

で、僕が話したことは
要約すれば次のようなことになる。
兼業農家主体の社会構造で
合理性を求め農地集約したら
当然社会の構成員で
農業への関心を持つ人間は減る。
農地解放されて小作から地主になった世代は
その子供の世代までは農地への執着は
あるだろうが
孫はどうか。
当然というか現場での感覚でいえばない。
そんな時代なのだ。
社会のエースである30代、40代は
結婚子育て将来への投資や貯蓄
とにかくお金が欲しい世代。
そんな人たちに社会の自治や福祉は
その目的の崇高さだけでは馬耳東風なのさ。
要は、農業が儲かるかどうかだ。
農地から作られる地縁が
最後の最後までこの地域の自治と福祉を
司るのだと政府が思っているのであれば
農業は産業として
輝きを放たねばならない。
その意味で一園芸農家として
リスク回避の制度を提案した。
それとよく農業者や行政が言う
農業の即戦力を供給するための
農林大学校を強く批判した。
それは人手が欲しい農業者の勝手な意見でしかない。
そこに通う担い手予備軍つまりは若者は
その見え透いたただ単にすぐに役立つ労働者の
大量生産の現場なんてすぐに見透かすさ。
必要なのは
若者にとってもキャリアアップになるような
農業教育だ。
もちろん質の高い
4年制大学のしかもできれば国公立の
この時代に何を言うといわれようとも
農学部の設立しかない。
農学部の人間のどれだけが
農業に就いたんだ?と良く批判されるが
それはそれだけの経営できなかった
僕ら農業者への批判であって
若者への批判であってはならない。
現に、僕のとっても小さな経営でも
県外から大学卒業の人材が
4名も入って来てくれている。
それぞれの夢を叶えることができる
そんな経営を農学部の学生を批判し
即戦力と言っている皆さんは
できているのでしょうか?
自分に都合の良い人材ばかりを
望んでないかい?

おっと、ここまでは言っていないか。

で、本当はもっと言いたかったんだ。
それは外国人の扱いについて。
これは農林大学校と同じ文脈で、
結局自分たちとって都合の良い労働者を作ろうって
そんな意図がみえみえだから
気色悪いんだよ!
そんな労働環境
僕だったらぜったい働かないね。
そんなことを言い張る連中だって
労働者の立場だったら絶対嫌だよね。
でもさ、僕も経営者をすこしやっているからわかるんだけど
みんなけつの穴が小さくなるんだよね。
目先の自己利益ばっかりみてさ。
で、それって他人からは良く見えたりするから
皆さん、気を付けてね。

ワイン飲んで書くと
自制が聞かないなぁ。
意見交換でもすこしワインを煽ってから
言ったらもう少し楽しくなったかもしれないね。
なんていうのは不謹慎だな。

さて、で、
僕が提案したかったのは
どの文脈でも本質は結局は一緒なんだけど
外国人でいえば
安い労働者ってだけで出し入れを自由にするなって事。
彼ら彼女らにはみんなそれぞれの夢があるんだ。
その夢を叶えてこそ
その夢に近づけられる経営だからこそ
労働の意味が初めて出てくるんだよ。
じゃなきゃ、こんな排斥主義の満載の国に
青春を埋めに来ても意味ないじゃんか。
来た人間のことをもっと考えよう。
しかも、その人材は
ジャパンスタイルを身につけて
自分たちの地域の農業発展に
貢献できる仕組みを作ったらさ、
もっといい協力というか
関係が出来るんじゃないかって思うわけ。
農協とかさ子会社にして
人材派遣で外国人を派遣するのは良いけど
同時にその外国人にいろんなノウハウと
資金と資材を提供したらいいと思う。
資本的にも魅力的だし
地域農業の発展にもなるし、
日本的生産モデルの輸出にもなるし
インバウンドで日本の良さを知った人たちへの
外国でのマーケティングにもつながるし
しかもそういう意味では
本家日本の農産物の輸出のすそ野形成にとっても
大きな意味を成すはずだ。
収奪では
収奪合戦にしかならない。
三方よしは
理論的にも証明されているんだ。
だから収奪の意図見え見えの外国人登用や
農林大学校なんてやめてほしい。
農業は、僕は強い産業として
地域を支えていける存在になると
僕は最近は強く確信している。
だから、そんな情けないこと言わないで
もっとまじめに議論しようぜ。

と、かなり飲んだくれたおっさんの
ひとりごとでした。
ねむい、ねるわ。






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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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