今年もこの時期がやってきた。
来年の研修候補生の
募集を始める時期だ。
募集を始めるにあたって
研修候補生の条件等を
みんなで話し合う。
これは毎回やっている作業で
条件は、今、研修している
インドネシア技能実習生が
そのたたき台を作るのが
毎回の恒例。

こちらの条件で言えば
ついつい
「よく働く子」と
なりがちの技能実習制度だが
それじゃ搾取だ。
研修制度というのだから
ちゃんと帰ってからのビジョンがある
また地域の農業へ貢献できるような
リーダーシップを持った人間で
あることがその最低条件になる。
実習生が持ってきたたたき台は
概ね昨年同様であったが
毎年、その内容を再考することに
その意味のある作業だと思っている。

選考も
僕らはかかわらない。
現地の農業高校が
そのイニシアティブをもち
中間マージンなしに
本当に未来の地域農業のリーダーだと
思う人材が送られてくる。
だからここ2年は
高校時代に生徒会長だった
人材が送られてきている。
それが本来の姿だ。
お金がほしいから
興味の薄い農業でも良いから
日本に行けるのなら
と、そんな理由でやってくる子も多いのが
技能実習制度。
来てからどんだけ動機づけしても
僕の経験からいえば
あまり意味がない。
研修の成功は、
研修派遣前の動機づけが
その8割だ!
(詳しくは1999年にJICAに提出した「アカワケギ栽培普及事業」を参照されたい)

だから
そのための仕掛けに
僕らは一所懸命になる。

候補者が決まれば
次は外部の大学教員による
ポテンシャル調査が待っている。
その人の判断も仰ぎながら
最終的に候補者が決まり
その候補者や
その候補者が住む地域に必要な技術やスキルを
僕らがどう提供していくかを
考えていく作業に入る。

地味な作業だが
来年で10年になる。
いろんな意味で
10年目の幕が今上がっている感じだ。




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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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