農園の看板娘、すーちゃんが
こんな記事を持ってきてくれた。

大統領候補者がまくし立てる「アメリカ」

福井新聞のコラムなのだが、
最近、彼女とのインドネシア事情の
勉強の中で(今はイスラームについて読んでいる)
ナショナリズムがキーワードになっていて
たぶんそれでこの記事に目がいったのだろう。

なるほど、
グローバリゼーションの中で
それぞれの価値観は衝突し
排他的な空気が極右の考えを育てる、
というがその論調か。
途中までは、ま、異論はあるが
それほど受け入れられない話でもなかった。
だが、終わりがいけない。
エコロジカルニッチという言葉を
もってきて
すみわけっぽい話でまとめようとしている。
奪い合いじゃなく、
仲良く共存しようってやつか。
これだと、交わらないじゃないか。
そもそもエコロジカルニッチは
種が違う中で
進化の過程で
それに合った種が残ってきた過程であり
当然生存競争はそれ以前にも
そして今もそのプロセスの中だ。
同じ種の中で話せば
縄張り争いに見られるような
食糧争奪戦は、生態系の中でも
容易に発見できるじゃないか。

それに、
人は人だ。
肌の色や文化的差異や
価値観の違いで、種がわかれるわけじゃないぞ!
僕はパラレルワールドができてしまうことに
反対する。
文化や価値観は
常に変容をしていく動的なプロセスの中に在る。
だからどこか一過程をとってみて
その正統性を叫ぶその姿を批判したい。

文化はすみ分けるんじゃない。
交わるのだ。
そして誰もわからない次へと
変化をしつづけることなんだ。
エコロジカルニッチではなく、
カオスとダイバーシティーなんだ。
忌み嫌わないといけないのは
正統性を主張する姿と
静的な価値観論だ。

いろんな文化が
混ざり合って混沌となり
そこから次の価値が生まれる。
止まらない、止まらない、止まらない。
方向は分からず、ただカオスに。
それが文化と価値と
この世界を理解する
まだ少しましな方法だとオモフ。


関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ