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少し前に地元の小学校の3年生で授業をした。
社会科の授業で、農業について学ぶ時間があって、
特別授業として僕が少し野菜について話をした。
で、今回はその小学生たちが
直接農園に見学に来た。

事前にずいぶんと先生が仕込んだのだろう。
農園に来た小学生は、まさに好奇心の塊だった。
触るもの、見るものすべてに興味があり、
どんな小さなことも見逃さないぞ!というような
そんな雰囲気に満ちていた。

ハウスの中の土を触れば、
「どうしてこんなに柔らかいのですか!?」
と感嘆の声。
田舎の子なんだから
土なんていくらでも触っているだろうに。

ハウスの入り口に石が積んであれば
「どうしてここに石があるんですか!?」
だってさ。
別に意味はないよ。

もちろんベビーリーフの畑も見せた。
これが一番の目的。
前回の授業でもベビーリーフの話をしたし
先生からもベビーリーフ中心でということだった。
生徒たちはここでも好奇心に満ちていた。
試食で渡したルッコラは
奪い合うように食べ合って、
そしてその大人の辛みにほぼ全員が
「から~い!」とのたうち回っていた。
ははは、その良さが分かるまでには、
もう少し先かな。
それまではいろんなものを食べて、
もっと多様な味覚を身につけようね。

その後は質問攻めに会い、
予定時間を10分もオーバーし、
「休み時間が終わる前に学校に戻るぞー!」
と先生を先頭に走り去る生徒たちを見送った。
最後の最後まで
好奇心だった小学校3年生。
湧き出るような好奇心と質問。
防草シートを突き破って、
勝手に生えている草を指さし
「どうしてこの草をここに生やしているのですか?」
という質問までもらった。

どんな事前学習をしたのか、
全く見当もつかないけど
とにかく飽きやすい子供たちが
最後の最後まで好奇心の塊だったことに
驚きだった。
学びは教室の外にもあふれている。
まさにその通りだと思う。
それを感じ取る力を伸ばしてあげることが
教育なんです、と
走り去る先生の背中が僕に語りかけていた。
全国一番の教育を誇る
わが県の実力を見せつけられた、
そんな見学会だった。
先生、お見事でした。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

俳句もしております。「雪解」「街」「いつき組」に所属しております。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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