青年会議所が主催する秋の収穫祭に
JA福井市青壮年部で参加してみた。
今年から新しく参加を決めたイベントで、
何もかもが手探り状態だった。
大変だったのは事務局で、
JA福井市の指導販売部の職員さんには
本当に頭が下がる思いだ。

元をただせば、
僕が所属するJA福井市青壮年部の河合支部の
盟友の1人が今回の秋の収穫祭の
実行委員になっていたのがことの始まり。
「収穫祭」という名前があるにもかかわらず、
これまで農産物を販売する団体の参加はなく、
どちらかと言えば飲食ブースがメインのイベントだった。
で、お客さんからよく
「収穫祭という名前なのに野菜の販売はないの?」
と言われていたらしい。
そういうことならば
JA青壮年部の出番じゃないか!
というわけで、忙しい土日を全部つぶして
秋の収穫祭に参戦したというわけ。
盟友のお願いも断れないしね。
ただこれをやろうと思った理由の一つに
青壮年部として
新しく何か収入源を得たいという想いもあった。
中央会が一般社団法人化される話が
出回っていたころから
青壮年部への助成金が減らされるという話は聞いていた。
厳しい予算の中で切れるところを切るという
判断なのだろうと理解はしたが、
これまでそういう予算を当てにして
活動してきただけに
予算がなくなれば活動も幅がなくなり、
組織衰退にもつながりかねない。
福井市だけでも1000名ほどの盟友を誇る
青壮年部は、次世代の地域を支える
担い手の集団だ。
ここの風通しを良くしておくことと
協力体制を作り上げておくこと、
そして互いに研鑽をはかること、
それが次の福井市の農業を支える基盤だと
僕は思っている。
だから、予算がカットされたからと言って
このまま衰退をさせてしまってはいけないのさ。
という話をし出すと
3日分くらい書き続けてしまうので、
ここで話題を戻そう。

で、その収穫祭。
青壮年部の盟友の野菜の販売と
米の販売を中心に、
JA福井市の加工品も一部販売をした。
また体験として1時間おきに
餅つきの体験もして
白餅も販売をした。
なんともありきたりな感は否めない。
ただ、いくつか特筆しておきたいことがある。
まずコメ販売。
これは結果から言えば、失敗だった。
こういう食のイベントでは、
お客さんは外食しに来ているわけで、
何か美味しい物を買って帰ろうという
感じではなかったことと、
あとやはり田舎で米は売れないね。
2合ずつを小袋に入れて、
盟友の米とJAの米の5種類食べ比べセットを
販売していたのだが、
思っていた数の1/4も売れなかった。
重くならない程度で
食べ比べという遊びの要素も入れて
袋も可愛い彩の紙袋にしたのだが、
売れなかった。
PR不足というのもあったとは思うけど
お客の食いつきも悪かった。
と反省はこれくらいにして
これのどこが特筆なのかといえば、
JAなのにそれぞれの農家の保有米を
一緒に販売したことかな。
この提案を指導販売部にした時に
もっと抵抗感があるかと思っていたが
そこはすんなりと話が付いたのが意外だった。
これがいけるのなら、
次のステップに進めるな、と
ある程度の感触を手に入れたのが
僕にとっては収穫だった。

もう一つは嬉しい誤算。
それは餅つき。
「何か体験できるようなことをお願いします」と
青年会議所の方から言われていたので、
僕らで出来ると言えば
ありきたりかもしれないが餅つきだろう。
杵と臼でつく餅は
さんざんこれまでJAのイベントでも見てきた。
だから僕らにとってはちょっと古臭い体験で
こんなことはお客に受けないんじゃないか、
という意見もあった。
が、そんなことは杞憂というか
こちらの認識違いだった。
餅つき体験が始まると毎回、
人だかりになり、
40食分の餅も販売だったのだが
一瞬で完売してしまい、
並んだお客さんで買えない方もいるくらいだった。

全体的には大きな赤字になったが、
JAの青壮年部の存在感だけは
示せたかなと思う。
そしてこうした活動の場が
僕らの組織の活性には
絶対的に必要なのだ。
特にTPPが大筋合意して
これから地域を支えてきた兼業農家が
どんどん離農していくことを考えると
農業という枠組みで
地域を支えてきた場所は
これから大変なことが起き始める。
自治力を高めていく
その受け皿の一つとして
こうした農協を中心とした
青年組織の活動も
今以上にその真価を問われてくるはずだ。
ということを本気で書き始めると
3日間ほど連続で書くことになるので
今回はこれでエントリーを終えようか。

みんなと参加した収穫祭、楽しかったなぁ。





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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

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