こんな記事がSNSでシェアされていた。

福井県のサラリーマンは超幸せらしい

正社員比率や失業率、貯蓄率や持ち家の広さ
そんなことが計算されてのことらしい。

ただこの記事
かなり違和を感じる。
それは
女性の社会進出。

3世代同居が多く
女性の就業率が高く、
待機児童ゼロ。
そして特殊出生率の高さ。
それらがベースになって
女性の社会進出の高さや
働き者の福井の女性だったり
貯蓄率の高さにつながっていると言った
書きぶりになっている。
なるほどね。
3世代同居だと
子供は舅や姑に見てもらえる
ってロジックなんだろうね。
同居でなくとも
近くに自分や妻の両親がいてくれれば、
子供のちょっとした面倒や
急な出張にも対応できる場合もあり
事実、僕もその恩恵にあずかっている。
だが、同居率の高さは
住みやすさにはつながらないじゃないだろうか。
この場合、
子供のいる世帯の夫婦の両親どちらか近くにいる方の
距離を統計上算出することができれば
証明できるかもしれない。

さて、女性の社会進出だが、
こんなデータもある。
http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/government.htmlこれの「都道府県別全国女性の参画マップ」を
参照してもらいたい。
福井県は、管理職の女性割合や
議会での女性議員の多さで言えば、
突出しているわけでもなく、
条件によっては下位であることも結構ある。
つまり、女性の就業率は高くても
女性がその仕事場で出世することはあまりない。
ということだ。
男性が主で女性はその補助。
そんな保守的な考えに
どっぷりと浸かっているのも福井だ。
それを補完するこんなデータもある。
http://jww.iss.u-tokyo.ac.jp/jss/pdf/jss6501_051070.pdf
男性の家事分担のデータで、
仕事や子育て・家事で
女性の自由な時間奪われている一方で
ほとんど家事をしない福井の男性像が
ここでは明らかになっているじゃないか。

舅と姑が溺愛して育てた息子が
三世代同居の中で見てきた嫁の役割を信じて疑わず、
亭主関白化し、
家事育児を全くせず
それらをすべて妻に押し付ける。
まさにモンスター化した福井の男性。
そして、その妻は、
その時間を工面するために
仕事場では出世を諦める、もしくは、
そんな社会認識だから彼女たちの活躍の場は
どんどん狭まれていく。
それが福井の社会の本当の姿じゃないかな。

福井を誉めたたえる記事では、
移住先として人気も出そうとあったが、
今後、近未来では
絶滅危惧種な保守的な亭主関白志向の男性が
行き場を失って集まる場としてなら
それはあるかもしれないが
意識の高い女性は
福井には近づかないことだね。
少なくとも今の社会的認識のままの
福井にはね。
福井の男性諸君、もっと頑張りたまえ!



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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