日大のゼミ合宿を受け入れる。
平日希望だったので
当初は断ろうかとも思っていたが、
農園の新人すーちゃんの母校ということもあり、
受け入れることに。

もともとすーちゃんの新聞記事を
彼女の母校の先生に送ったことがご縁で
そこのゼミの学生が農園を観てみたいとなり
この夏にゼミ合宿としてやってきたというわけ。

ゼミのメンバーは大学3年生が5名。
来年から始まる就活を前に、
彼女彼らの関心は「自分が何に向いているか」だった。
最近分かってきたが、
大学生の思考の半分以上は、
このことで占められているね。
で、それは今の時代だからでもなく
それは僕らも、そして多分
僕らよりもずっと前の先輩から続く
悩みなんだろうね。
二十歳を過ぎたころからやってくる
あの漠然とした将来への不安ってやつだ。
あの時期は本当に気が滅入った記憶がある。
よく学生時代に戻りたいっていう人がいるけど
僕はごめんだね。
もう二度とあんな想いはしたくない。

で、その二度とごめんだと思う想いの真只中にいる
学生たちは、やはり見ていても
その迷いのオーラをもわもわと発揮させていた。

「国際協力の、しかも農業分野の最前線で仕事がしたいんです」
そうはっきりという女子学生がいた。
ただそれがどういう仕事なのかは
彼女にもわかっていない。
もちろん、僕にも良くわからないんだけどね。
だから、そう思うのなら
現場で考えるしかないね。
青年海外協力隊やNGOなど現場で期限付きで
活動させてくれる(考えさせてくれる)団体は、
それほど多くはないが
それなりにはある。
それに参加して、そこでいろんな人に会って、
頭で考えるよりも
肌感覚で考えた方が良いかもね。
とだけ、僕は言った。

大学生のレベルでは
農業の実際や
僕らのやっている農業研修といった事には
やはりそれほど深い関心があるわけではない。
ただ人生に四苦八苦して
ここにたどり着いて
そしてここでも汗かきベソかきしている
先輩だけは多い。
そこから将来の漠然とした不安を
行動することで軽減させようとしていることが
読み取れれば
きっとここに来た意味もあったんじゃないかって思う。

大学生のゼミ合宿、面白いので
これからも受け入れします。
あんまり相手できないけど
来たい方は、ご連絡くださいね。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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