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石川で行われた
開発教育の全国大会に
パネラーとして登壇した。
15分間という短いプレゼン時間だったが
協力隊の経験を
実際にどう現在の仕事に活かしているか、
そういう発表をしてきた。

キーワードは
インタラクションの加速と
行為能力(エージェンシー)の向上。
協力隊の数々の失敗や
その後、僕が大学院で見て回った開発現場では、
この二つの現象が起きていた。
よそ者としての他者が係ることで、
地域で固定化されていた関係が崩れていく。
出来ないと思っていたことも
想いもつかなかったことも
その関係性の変化の中から生まれてきたりもする。
それが行為能力の向上につながる。

その変化を無数に生み出すことが
開発現場で行われていることだとすると、
地域創生や農業再生と言われている
今、僕らが係っている現場では、
なぜそれが創生や再生の対象になるのかを
見つめてみれば、
そこにはインタラクションの欠如が
見受けられるだろう。
だとしたら、答えはそんなに難しくない。
インタラクションを加速させればいいのだ。
勉強会を開き、若手を集め、
その中から農業を志向する連中を見出し、
食べよう会でみんなでBBQをして
作り手と食べる側の関係を良くし、
海外から研修生を受け入れ、
いろんな地元の行事にも研修生たちを巻き込み、
自分たちもスタディーツアーとして
研修卒業生たちの地元を訪れたり、
海外と地元の高校間の交流を促進させ、
大学のゼミごと農園で受け入れ、
そして協力隊に参加したいという候補者を育てる。
そんなことを
遮二無二やり続ければ、
たぶん、インタラクションの加速から
係るすべての人たちの行為能力が向上し、
そのエリアと業界が創生し再生するんじゃないか。
そんな風に思って
ここ15年ほどの活動を
一気に15分にまとめて話してきた。
こういう機会があったからこそ
自分の考えもよりまとまったように思う。
こういう機会をくれた関係者に
感謝したい。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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