PTAの庶務が終わったと思ったら、
今年は育成会だった。
皆さんの地区はどうかはわからないが
この辺りは、PTAの会長と庶務は
次年度の地区の育成会の会長と庶務を
務めるルールになっている。

ということで、
昨晩、地区の育成会の庶務として会議に参加。
正直、育成会という名前はこれまでもよく聞いていたが
何をするのか、さっぱりわからないでいた。
その目的も、会の起りも、背景も、文脈も。
だから去年からいろんな方から
「来年は育成会だね」とお声掛けいただくたびに
やや斜交いに構える僕は、
そんな会は要らないんじゃね?
と正直思っていた。
と過去形に書くとすでにカイシンしたのかと
思われるかもしれないけど、
やるのなら、ちゃんと中身を見ようとは思っている。
ただ、今、ものすごく多くの役を抱えていて、
それぞれの会のスケジュールをすり合わせるのが大変。
1年が3650日ならなんとかこなせるのだけどな。
今年の7月は土日すべてで、複数のイベントが
重なり合っているという事実は、
その手帳を見ているだけで、なんだか笑えてくる。

さて、会議に出ての雑感。
各集落の子供会の代表さんたちが
今年度の育成会の「常任理事」
(この言葉は適当かどうかは別として)。
つまりかなりざっくりとした理解だけど、
育成会は
子供会の地区の連絡協議会というか
その地区での大きな子供会とでもいうべきか、
なんかそんな感じ。
PTAが学校を中心にした教育の場を作っていく組織なら、
育成会は地域を場にして子供たちを育む組織かな。
理念と構想というか着想はいいね。

そこでジュニアリーダーという組織の説明もあった。
前々から聞いていたけど
それなに?って思っていた組織で、
みんなあまりにも普通に話すので聞けなかったが
昨日の会議で説明を受けた。

子供会は小学校を卒業すると抜けてしまう。
で、中学に通うといろんな地区の子供たちが集まり、
その場は、当然、その地区の子たちや大人たちによって
新たに形成され、
中学生は、やはりその場を中心に動き出す。
高校も然り。
そうなると地区(小学校区)のイベントや
集落のお祭りなんかに中学生や高校生が
参加しなくなる。
参加する場の変化と地区への想いへの希薄から生まれる
当然の結果なんだろうけど、
その縦割り的な考え方に
くさびを打ち込もうというのが
ジュニアリーダーだ。
地区の中学から高校までの子供たちを組織して
いわゆる子供会の次にステップの会として
運営することで
子供たちが中学・高校という場のみに捉われず
地域や集落へのつながりも維持していこうという
そんな思想を含んだ組織みたい。
これもまた僕のざっくりとした理解なので
あしからず。

以前、ずーっと前に
このブログでも書いたと思うけど、
子供会を抜けて、再びその個人が
集落や地区に係わりを持つまでの間が空きすぎている
(大抵、結婚して子供ができるまで地区や集落とはかかわりを持たない)
のが問題だというエントリーを書いたが、
すでに、そんな風に考えて
一所懸命動いている人たちがいたのね。
そんな人たちに出会えて、
なんだかうれしかった。
意識が希薄になりすぎると
再び集落や地区とのかかわりを持とうと
気にはなかなかならないし、
係りも面倒くさいものと思って
消極的&限定的になってしまうからね。

で、ジュニアリーダーとも係りを持ちながら
今年は育成会の庶務をすることになった。
僕の持論だが、
こうした既存の組織に参加することが
地域や地区や集落を盛り上げることだと思っている。
そして、そういう立場に身を置くことが
その組織の場を「地域」として自分が捉えなおし、
その立場でそこに係わることが
本当の「地域づくり」だと思っている。
その場は、組織ごとにもそして個人の中でも重層的で
どこが自分の「地域」なのかなんて
この不完全な認知能力しか持たない人間には
「場」をエリア的に定義づけても意味のないことで
自分がその人生を過ごす
その場の福祉(幸福)の向上を目指して
自分にやれる形で参加すること、
それこそがすなわち「地域づくり」だと思っている。
僕の殺人的なスケジュールをできるだけ調整して、
今年は、この育成会でも楽しみたいと思う。
そう思える会だった。



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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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