P3140392.jpg

今日、福井県農協青壮年部連絡協議会の
総会が行われた。
予定通り、無事
総会にて平成27年度の会長に選出され、
承認された。
大役を仰せつかり、
本当に身のしまる思いだった。

県青協との付き合いは、
さかのぼること4年前のJA全国青年大会に始まる。
福井県大会・東海北陸大会と
青年の主張の部門で勝ち上がり
全国の舞台で発表する栄誉を頂いたのが
この県青協との係わりの始まりだった。
その時の発表の中で
僕は地域を創る主体は
まさに農耕青壮年部だと話をした。
多様な地域のあり方を的確に表す言葉として
「風土」という言葉がある。
風と土からなるこの言葉には
いろいろな哲学が込められていると
僕は国内外で地域を創ってきた
いろんな方から教わった。
風は、よそ者や外の考え方。
土はそれを受け止めて、
その土地に根付かせる地元の人間。
その二つが合わさって風土となる。
地元の慣習や常識だけでは
その地域を彩る言葉には
発展しないというのが味噌だ。
そんな話を青年の主張では訴えた。

そして、今日。
その団体の会長として就任した。
外から吹く風は4年前の牧歌的なものから一変し、
TPP・農協改革・米価下落などの
危機的な暴風が吹き荒れている。
それを受け止める土は、
とてもじゃないが個では対抗できない。
だが僕ら農民は知っている。
良い土とは何か、を。
そう、団粒構造がしっかりしている土こそ
肥沃で、しかも安定性がしっかりとしてる。
それをホメオスタシス(恒常性)とも呼ぶが、
環境がドラスティスに変化しても
その内部である一定を保つ力をそう呼ぶ。
それは、一人一人の農民の有機的なつながりが
その組織のホメオスタシスを作り上げるのだと思う。
有機的につながった地元の組織が
外から吹いてくる暴風も受け止めて
それを翻訳し、解釈し、
もちろんそれに合わせて自分たちも形も変え、
そして最終的には外部が意図しなかった形で
僕らの中に埋め込んでいく。
それが、僕ら土の人間の仕事だ。
その主体的、また最前線に立つべき団体が
僕は農協青壮年部だと感じている。
僕はとても未熟で微力しか持ち合わせていない
一介のしがない農民だ。
でも僕らが力を合わせて
その土をより肥沃にしていければ、
今の危機的な外からの暴風は
いつか僕たちの営農のカタチに
なるんじゃないかと、夢想している。

1年の任期でどこまで出来るのかはわからないが、
僕なりに精一杯、
この組織の発展に力を注ぎたい。


関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
06 ≪│2017/07│≫ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ