PB160473.jpg

急に寒くなった。
なので我が家の薪ストーブも
いよいよ本格始動だ。
今年で5年目になる薪ストーブライフ。
空気がゆっくりとあったまり、
体の芯からあったまる。
ゆらゆらとゆっくり燃える炎が、
僕らの意識を鈍くする。
そんな薪ストーブライフ。
やっぱりいいな、と思うが、
その反面、大変なことも多い。

当初、ある程度予想していたが、
やはり薪をどうするかは、
いまでも頭が痛い問題でもある。
山へ柴刈りに、といっても
簡単じゃない。
母方の祖父が山を持っているので
比較的山資源へのアクセスは楽だが、
何十年も手を入れていない森は、
素人をやさしく受け入れてはくれない。
直径40~50㎝クラスの立木が
急斜面に、密に、そしてランダムに
立ち並んでいて、
僕のチェーンソーとその技術では
手におえない。

だから
自分で立木を切ることは
最近はしなくなり、
その代りに庭木を切ったものや
端材をいただいて
薪にするようになった。
これだってかなりの量になる。

IMGP2616.jpg

放っておけばゴミにしかならない
それらの資源は
うちで引き取ることで
りっぱな燃料になる。
ただ、もらってきたままでは
燃料としていまいちだ。
そこから乾燥させるプロセスが
必要になる。

PB150468.jpg

乾燥を進めるには
やはり薪割が必要になる。
この作業がなかなか大変で、
年間大人二人で
どうしても1週間ほどの時間を
用意しないと
冬中、薪ストーブの全館暖房のための
薪量を確保できない。
最近、いろんな予定が入っていて
農園の休園日の土曜日も
毎週休みにならないのだが、
なんとか確保した休みも
薪割で消えていく・・・。

そんな労力をかけて
ともす炎は、それだけで贅沢だと思う。
スイッチ一つで快適に使える暖房機器が
世に溢れている中、
わざわざ冬の一時期のために
年間のある程度の時間と労力を
無理やりに付き合わされる
薪ストーブは
その炎がともるまでの過程も含めて
贅沢な暖房ツールといえよう。
生活そのもののサイクルと
冬への意識が変わる、
それを面倒だと言ってしまえば
それまでのことだが、
それで僕らの生活サイクルが
面白い方に変わると思えるなら、
これは
とても素敵な暖房ツールだ。

5年目の薪ストーブライフが
始まった。
ゆらゆら燃える炎でおもてなしいたしますので、
温まりたい人は、
どうそ遊びに来てくださいね。


関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
06 ≪│2017/07│≫ 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ