農園たやのインドネシア技能実習生の
募集が今年も始まった。
2015年2月来日予定の8期生だ。
募集人数は1名。
さて来年はどんな子が来るのだろうか。

募集に先立って選考条件を
先日農園の実習生たちと話し合いで決めた。
毎年、この作業を実習生としていて、
選考条件の原案は、ほとんどは実習生が考えたものだ。
どういう人間が帰国後に地域のリーダーになりえるのか
そういうことは当事者に考えてもらうのが
一番だと思っている。
だから僕は選考にも関わらない。
この募集はタンジュンサリ農業高校の
卒業生に向けて行われ、
面接と書類選考は農業高校の先生たちが行う
というのは余談。

さて選考内容だが、
今年も若干の変更が付け加えられた。
検討したのは
女性の参加は可能か、
未婚か既婚かの2点。

うちの実習生はすべて男性。
選考基準が男性のみになっているためだが、
性別で区切るのはいかがなものかと
今回議論の対象になった。
女性を受け入れるとなると
一番の問題は作業ではなく
生活面だろう。
実習生の寮は13畳の部屋が2つ用意されていて
そこに2名ずつ生活しているのだが、
お風呂とトイレは共同で
なによりそれぞれの部屋には
鍵もない。
一つ屋根の下に若い男女が一緒に住むのは
やはり抵抗もある。
農園の集落にはアパートもないが
自転車で10分ほど走れば、賃貸もあるのはある。
ただ一人でそこで生活ができるかどうかは
不明で、農園の実習生たちも
言葉や習慣になれない1年目は
男だろうが女だろうが
1人で暮らすのは
厳しいかもしれないという判断になった。
これで決定ではなく今後も
女性実習生の受け入れは
これからも考えていくことになった。
実習生曰く
女性用の寮を作ればいい、
というのだが
そんなお金はどこにもない。
だが、まぁ、それも含めて継続的に検討することにした。

次に既婚者についてだ。
今回の募集を出す前に
実習生の知り合いつながりで
何人かすでに問い合わせが来ていた。
その中に既婚者も多いという。
実際、1期生を受け入れたときは
未婚者のみとしたのだが、
数年前から既婚者にも枠を広げて
募集していた。
だが今回は、今いる実習生たちの意見で
未婚者のみということになった。
経済的に家族を連れての来日が難しいことや
単身赴任の場合家族のことが気になって
研修に身が入らないのでは、というのが
彼らの意見だった。
数年前に既婚者にも枠を広げたときは、
未婚既婚に関係なく研修にとりくめるはずだ、
という意見だったのだけどね。
まぁ、今の子たちがそう思うのなら
今回は未婚者のみにしようか。
彼らは、既婚とか未婚とかではなく
すでに問い合わせが来ているその人物が
ふさわしいかどうかで決めているんじゃないか
っても思わないでもないが
今回は未婚者のみということになった。

作成した募集要項は
Facebook上で公開し
原本はタンジュンサリ農業高校に送った。
すでに2名の応募があったそうだ。
1人は
7期生の同級生で
生徒会副会長を務めた子らしい。
もう一人は、その子の2学年下で
その学年の生徒会長を務めた子だとか。
例年20名ほどの応募があり
その中から1名選考される。
だんだんと狭き門になりつつある
僕らの研修だが
その分、高いクオリティも求められている
と感じる。
さらに前進できるよう努力しよう。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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