3月12日の勉強会は
酒井君がプレゼンしてくれた。
彼はうちの農園で1年研修をした後
独立してホウレンソウとトマトを
栽培している。

さて、彼が選んだ本はこれ。

岩崎邦彦 著 『小さな会社を強くするブランドづくりの教科書』

農業を始めたばかりの酒井君は
なんとかして自分のブランドを確立して
優位に販売したいと思っているようだ。
まぁ、それはすべての農業者の願いでも
あるんだろうけれどね。

さて、ブランドについては
これまでも勉強会でいろんな人が
いろんな本を取り上げて発表してきた。
酒井君のプレゼンで僕の琴線に触れたのは、
価値について。
著者は価値に2つあるといい、
それを機能的価値(良い悪い)と情緒的価値(好き嫌い)が
あるという。
あまり洗練された分け方ではないけど、
僕もこの価値のうち、情緒的価値の重要性を
良く感じている。
ちなみにこの価値の分類で秀でているなと思ったのが
かつて大ちゃんがプレゼンしてくれた本だろうな。
(そのプレゼンのリンクはこちら)

情緒的に訴えるには、
些末な小手先の技術としては
デザインとその物のストーリーがあるが、
最近はそれ以上に
その物だけでなく、
全体を包む僕らの姿勢が問われることになるだろう、と
思っている。
小手先に訴えても
結局は小手先の付き合いにしかならないのだろうな。

あとこのプレゼンで面白かったのは、
脱平均、脱総合、いらないものを削って
より洗練されたものを作るってところか。
どこかで突出しなければ、
それはブランドにはなりえない。
本ではどこまでを突出と言っていたのか
よくわからなかったけど、僕は、それは
そして先の話と同じで、
小手先の技術的なものじゃだめだと思う。
やはり僕らの真摯な気持ちと行動が
それらを包み込み
強いイメージが付帯して、
より強いメッセージをその物が帯びることだと思う。

だから、一朝一夕でブランドは
できなんだろうね。
JAへの共販に頼って栽培をしている酒井君は、
その共販の中で1番を取るか、
共販を飛び出して突出するか、
なんせどの道を進もうが、
強い決意と覚悟が必要だろう。

それは僕らも一緒だろうけどね。





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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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