農業やってみませんかセミナーが
週末にあった。
市役所の主催で、3回のリレーセミナー。
その3回目に、僕が講師として呼ばれた。
お題は、
「農業経営と農園の就職」。
いやいや、この僕が農業経営について
話をすることがあるなんてねぇ。

参加者は10数名。
若い方から年配の方まで幅広くいた。
1時間の講義と
1時間の現地見学の二本立てのセミナーだった。

さて、そのセミナー、
経営の妙なんて良く解らない僕が
またそんな学問を学んだことの無い僕が
それを話す資質があるのかどうか不安だったが、
ここは自分の視点で話そうと思い、
そのためかややこれまでの経営セミナーとは
ちょっと毛色の違う感じなったと思う。

農業は自然を技術で僕らの都合の良いカタチにて生産し、
それが市場で評価を受けるモノでなければならない。
まったくの自己完結型の自給的農業などは
この場合に当てはまらないのだが、
たとえ物々交換だとしても
その交換自体が「市場」なので
やはり交換の価値に相応しい生産物でなければならない点で、
まぁ、この原則はそう的外れでもないだろう。

で、その原則の中で多品目の園芸農家では、
個々の作物の持つサイクルと
(畑づくり→播種→栽培管理→収穫→製品化・販売)
春夏秋冬の1年の大きなサイクルとが
絡まり合いながらも、淀みなく流れることが
大切になってくる。
自然は、春夏秋冬で変化し、
その変化に合わせて技術も変化し、
そして市場の要求に合わせて、
通年出荷野菜と季節野菜を幾何学的に
組み合わせていく。
簡単に言えば、それが僕の経営論。
野菜の単価やコストなどの計算も
もちろん大切だが、
それ以上に
農業と言う自然と市場と生活のリズムの中で
正しく呼吸ができるかどうか、なのじゃないか、
と僕には思えてならない。

ちょっと抽象的だったが、
こんなことを話したセミナーだった。

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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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メールは
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