今年中に準備しなければいけない
マルチを張り終える。
うちでは、それ用の機械として
畝立て成形マルチのアタッチメントを
トラクターに取り付けて行っている。
これが来るまでは、
むらの蔬菜組合共有の
ハンドトラクター型専用機を使うか、
ガテン系で手作業でマルチがけを行っていた。
このアタッチメントを利用するようになってからは、
速度も効率も倍以上になった。
なかなか便利で、
自分でも良い買い物をしたと思っている。

しかし、
最近、その機械の調子が悪い。
事の発端は、とても小さなことだった。
春のマルチがけの時に、
右側のマルチを抑えるアームのネジが
折れてしまった。
そのため、業者に来てもらって
そのネジ割って新しいものと交換してもらったのだが、
その時に一度取り外したアームの位置が
今までとはちょっと違っていて、
微妙にマルチの掛りが悪くなってしまった。

この機械は、マルチ資材にあれこれテンションをかけて、
成形した畝にマルチをかけていく機械なのだが、
そのあれこれテンションをかけている
ローラー等の調整がやや僕には難しく感じる。
ローラーの高さや角度のちょっとが
マルチがきれいにかかるかどうかを左右するからだ。
両側のローラーのテンションも同じでなければ、
テンションの強い方にマルチがよれていくことも
よくあるのである。

買ったばかりの頃は、
スイスイときれいにマルチがかかったのだが、
ネジ一本折れてから、すこーしずつ何かが
狂ってしまった。
まったくマルチがけが
出来なくなってしまうような故障ではないのだが。

だから、
今回のマルチがけは、1本1本終えるごとに
少しずつ調整を繰り返しながら作業を終えた。

そんなストレスな作業の繰り返しだったからか、
この作業が、自分の身の回りの物事の流れに見えてきた。

何かをやり始めたころは、
あまり考えていないせいか、
意外にスイスイいったりもするが、
どこか一本のねじのように
ちょっとしたことが起きてから、
物事の流れが少しずつ狂い始めていく。
大過があるほどの狂いにはなっていないが、
微調整を繰り返さないと上手くまわらない。
それも微調整をしていていも、
以前のように上手くいかないことも多くなってくる。

40歳前なんてそんなもんなんだろうな。
思っていた以上に単純じゃない物事に
狂い始めてから人は初めて気がつく。
そういうことなんだろう。

畝立て成形マルチも、僕が思っていたような
単純ではない、微妙なテンションのバランスの上に
成り立っていたんだろうな。

そんなことを考えながらの
秋のマルチがけの作業だった。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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