今年2回目の
農園開放イベントであるBBQを開催した。
消費者の方々を集めて、
一緒に農園の野菜を食べながら、
野菜について語ろうという会。

P1050517.jpg

今回は、ずいぶんと参加者が増えて
スタッフを入れて60名以上にもなった。
さらには県外から参加してくれた方もいた。

以前から農園では、
内々のBBQを楽しんできた。
スタッフやその友人たちでの小さなBBQ。
今年に入ってからは、
もっと輪を広げてみよう、という
僕個人の無謀な想いと
それを全く否定するどころか、
さらに加速させていったスタッフたちがいて、
実現した農園開放BBQ。
経営的には、「風が吹けば桶屋が儲かる」程にしか
プラスにならないかもしれないのだが
(BBQ自体は大赤字だけどね)、
それでも僕らがまっとうな生産と消費を
続けていくためにはどうしても必要な
連帯の一つのカタチとして、
こういうものを実現させたかった。

午前まで降っていた雨が
昼を過ぎると止み、一転して快晴の天気。
土曜日の昼下がり、
3時から始まるだるっこいBBQイベントらしく
参加者の集まりも時間通りではない。
ぽつぽつと人が集まりだし、
肉が焼ける頃には、
農園の前の小さな路地は人で埋め尽くされた。

集まってきてくれた人の想いは、
みんなそれぞれで、
環境保全型農業に関心のある人、
青年海外協力隊に行きたい人、
留学したい人、
インドネシア人と交流したい人、
などなど、雑多な想いが、
雑多に混ざり合って、
異様な空気感のBBQが実現した。

農園開放BBQの恒例である
スタッフのバンドによる演奏も良かった。
数曲演奏したのだが、
そのなかでもコーヒールンバは
少し趣向を凝らしてあった。
もともとベネズエラの歌らしく、
スペイン語の音楽とのこと。
それが日本に入ってきて流行し、
さらにはインドネシアでも
現地語に翻訳されて
大ヒットした曲。
スペイン語圏のボリビアで協力隊を終えて
農園のスタッフとなった佐藤と
僕ら農園の仲間と
インドネシアから来ている研修生すべてを
つなげる歌として、それぞれの言葉で
一つの歌を歌ってくれた。

P1050586.jpg


ボリビアの踊りも入り、
BBQの盛り上がりも頂点に。
ごった煮の異様な空気感は、
コーヒールンバの曲のように
一つの場で交わりを見つけながら、
僕ら野菜を作る側と食べてくれる側の
それぞれの心の中に、何かを沈殿させて、
閉会した。
こういうことに何か言葉で意味を
語ろうとすると、ややチープにもなるし、
もう少しこういう気持ちが
醗酵してきたときまで待ちたい。

今回、ご参加いただいた皆様、
本当にありがとうございました。
今年はもう1回
農園開放イベントを開催します。
その場が醸す雰囲気の一助として
ぜひぜひご参加くださいませ。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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