勉強会の記録が遅れ気味。
そこで一挙、3週分を記録してしまおう。
本当は、倉友君のプレゼンからだが、
その回は途中参加のため、レジュメもなく、
記録を断念。

ということで、その次の
山岸くんのプレゼン(3月6日開催)。
本はちょっと変わっている。
伊沢 正名 著 『くう・ねる・のぐそ』。

題名の通り、のぐその本。
著者は大真面目にのぐそを薦めている。
僕らは排泄物がどのように処理されて、
最終的にどうなるかをほとんど知らない。
本書では、人の排泄物量は1日に200~300gで、
年間に100kg近くなると試算している。
その排泄物は、処理場に送られ、水分のみ河川に放流され、
そして残りの汚泥は重油や天然ガスなどを使って焼却されて、
その灰はセメントなどの原料として使用されるらしい。
つまり、僕らの排泄物は大量のエネルギーを使って、
リサイクルするシステムになっている。

しかし、著者はキノコ写真家として山に入り、
仕方なくあちこちでのぐそをしてきた経験から、
排泄物がどのように分解されていくかを知り、
その素晴らしさを伝えようと活動している。
排泄物に集う動物や昆虫、そして菌類。
それは自然のエコシステムによる
無駄のない分解のストーリーなのだ。

僕らは自然から食べ物を得て、
そしてそれを排泄する。
だのに、排泄物は自然には帰さない。
著者はそれを批判していた。

生々しい排泄物の写真などが満載されており、
あまり人にはお勧めできないが、
僕らの生き方の底に蓋されている考え方を
排泄物を通して明らかにしようという前衛的な本であり、
またそれを感受しての山岸君のプレゼンだった。

議論は、「のぐそ」に引っ張られてしまったけどね。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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メールは
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