青年海外協力隊に参加したい!と言って、
うちの門をたたいた北野君が来てから始まった、
妻・小國の開発の勉強会。
その第2弾が、先日我が家で行われた。
今回は、僕は一切しゃべらないことにした。
前回、やはり僕がすこししゃべりすぎてしまったので。

ちなみに、
農園の野菜をふんだんに使った妻の手料理を食べながらの
ちょっと贅沢な開発の勉強会は、
うちの農園で研修をする人のみのプレミアム。

さて、
今回は、前回の感想をベースに
けっこうフリーな感じでのディスカッションだった。
チェンバースからも随分離れた感じで、
協力隊OBの佐藤君の経験談を事例に、
話が進められた。
今回の議論の中心は、「仮説」だったように
僕には思えた。
何か行動を起こす時(もしくは何かを考える時)、
僕らには必ず「仮説」が前提としてある。
どこまでを仮説と呼ぶかどうかは、
曖昧な点も多いかもしれないが、
「事実」だと思っている事でも、
その認識は個人的なもしくは
共同で想像されたものでしかない。
ある限定的なコミュニティや範囲を指定しての
共同で想像された「事実」であれば、
その中でそれはある程度「事実」なのだろうが、
現場では、その分断が多いから問題が発生してくる。
いわゆる認識の違いってやつ。
異文化なら、なおさらだろうな。

農業技術普及において、モデル農家育成のプロジェクト化は、
その技術の普及に有効な手段かどうか?
というお題をみんなで議論していた。
この仮説満載のお題に、
北野君は有効だと言う。
「失敗も沢山あるとは思いますが、成功事例がある限り『あり』だと思います。」
と答えていた。
僕も参加したくてたまらない議題なんだけど、
一足飛びに議論を進めてしまう
悪い癖があるので、
娘と遊びつつ、聞き耳を立てて我慢をしていた。
こうだ!と思ったことの多くが仮説にすぎず、
しかも現地の住民とカテゴライズしても、
そのなかに多様なアクターが、それぞれに仮説を抱いているという
状況が目の前に現れて、
北野君も佐藤君も、ディスカッションの中で
身動きが取れなくなってしまった。
じゃぁ、一体、どこから活動を始めていいのだろうか、と。
この辺りで時間切れ。
続きは、妻が長期海外出張から帰国してから。
宿題は、活動をどう始めるかをそれぞれが考えるというもの。
それぞれが思い悩むだけ、
思考が深くなるのが解る、そんな勉強会だった。


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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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