10 13
2006

中学生エッセイコンテストの審査を担当した。駅前の料理屋に集まって。
審査といっても、全国規模で行われているコンテストの県レベルの審査。
某青年海外協力協会がおこなっているエッセイコンテストなので、地元の協力隊OB会に所属している僕は、自ら手を上げれば、こういう役はそれなりにまわってくる。

中学生が国際協力についてどう考えているのか、と思ったから審査を引き受けた、と言えば聞こえは良いが、審査会場となる料理屋の飯に目がくらんだというのも事実。120作品を6人で審査し、県代表として6作品を選んだ。

一人20作品ほど読むのだが、僕が読んだ作品の多くは、『途上国とよばれる国』は『貧しい』なぜなら『物が無いから』、『日本』は『豊か』なぜなら『物が豊富だから』のロジックで書かれていた。当然、こういう作品は僕の趣味にあわないので、即却下。豊かや幸せの尺度が『物』や『お金』に限定されているものが多いことに驚いた。

あと「募金をしよう」とやたらと、募金が強調されていたのも驚いた。そんなにも募金は身近にある手段の1つなのだろうか。事あるごとに(災害なんかもそうだろう)、募金をし途上国に送っているのかもしれない。『物がないから貧しい』というロジックを抜け出せないのもそのせいかもしれない。たしかに、お金や物は無ければ困ることもあろう。だが、それで豊かになるかどうかは、僕にはよく解らない。

そんな中、ある中学生が、『幸せかどうかは物じゃない』と書いていた。彼女の作品を僕は一押しにした。
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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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