インドネシア研修生の勉強として、
ホームページ作成のビデオを見る。
先日、朝倉さんの果樹園を訪ねた時に、
朝倉さんの好意で、ホームページ作成のビデオを貸してもらっていた。
せっかくなので、
スタッフも含めてみんなで見ることに。

懐かしい方が講師をしているそのビデオでは、
3つのことを強調していた。

半径5m範囲の情報をアップすること。
頻繁な更新。
そして、写真の撮り方。

どこにでもある、僕らにはすでに日常になってしまった
そんな情報をホーム―ページに訪れてくれる人には
とても新鮮だという。
なぜ半径が5mなのかは謎だが、
身近な情報を載せていくのは、賛成だ。

頻繁な更新は、検索上位になるためには必要なことだし、
多くの人が何度も足を運んでくれるWebサイトにするには
もっとも必要なことだろう。
もちろん、写真の出来も。

ただ、このビデオは今から何年も前に出されたものなので、
その論点も古いようには感じられた。
検索上位に来る必要が必ずしもあるのだろうかと、
SNSをやっていると思う時がある。
更新は頻繁な方が良いだろうけど。

僕らのネット環境は急激に変わる。
速度も速くなれば、情報量も増えた。
ホームページを除くこと自体も減った。
流れゆく情報の波を、ぼんやりとしたつながりで実感できる
SNSに身をゆだねることが多くなった。
何かを得るわけでも、何かを探すわけでもなく、
僕らは、日々、SNSを覗く。

しかもその情報はたまっていかない。
ただただ流れていく。
思い返そうとしても、思い返せない流れを
眺めているだけのネット。
そこに何とも言えない心地よさを感じたりもする。
そんなネット生活の中で、
個々のホームページの役割ってなんだろうか?
少し疑問に思わないでもないが、
無い頭をひねっても答えは出てこない。

そんな中で、研修生3年生のタタンの答えは、
ある意味、的を得ていた。
そのビデオを見て、
「ホームページでの販売は、商品を売るんじゃなくて、そのプロセスを含めた全部を売るんですね」
と、彼は僕に話してくれた。

誰にどんな情報をなんて、
僕らが考えてどうにかなるようなものじゃないのかもしれない。
ただ、僕らの日常のプロセスを
真摯に伝えていく。
ただそれだけなのかもしれない。
どんどん更新されていき、
緩やかな、曖昧なつながりの中で、
たまっていかずに流れていく
心地よい情報とは対象に、
そんなキャッチーな情報ではなく、
四つにしっかり組んで、向き合ってくれる人達が、
僕たちのお客さんなのかもしれない。

どんな人にどんなサービスを提供するか、じゃなくて、
僕らは、どう生きたいか、
それが、たぶん、問われているような気がする。

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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
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