油断するとすぐに溜まる勉強会の記録。
というのも、毎週の開催で、
誰かは常に発表している勉強会だからだ。
十人十色という言葉がぴったりの勉強会。
その人にとってのホットトピックを取り上げるわけだから、
面白くないわけがない。
この記録の小林君も、その例外ではない。

彼の選んだ本は、これ。
後藤逸男 著 『イラスト 基本からわかる土と肥料の作り方・使い方』。
彼はJAの職員で、昨年の中途採用。
担当が直売所や野菜栽培の振興になる予定だが、
農業の「の」の字もわからないということで、
うちの農園で9カ月の研修をすることになった若者。

いよいよ研修も終わりに近づき、
彼自身の興味も農業の時事的なことよりも、
技術的なことにシフトしてきたのか、
土づくりの本を選んできた。

彼の発表はなかなか秀逸だった。
実際に、これから現場になる永平寺町の圃場と
うちの農園の圃場の土の比較観察をし、
明らかにうちの農園の土が良いとのことなのだが、
その違いをこの本の内容に沿って解き明かそうとした
そのプレゼンスタイルが面白かった。

本書では、保水性と透水性といった
言葉だけでは相反するような事象が、
土の中でどう起きているのかをイラストで説明しており、
初学者にもわかりやすい。
さらに、
堆肥の作り方や土壌診断、団粒といったことまでも網羅し、
動物由来と植物由来の堆肥の役割までも
丁寧に解説されていた。

ちなみに、
うちの圃場の土が良いのは、
団粒構造を支える有機物の投入量の多さである。
耕起の仕方に、もう一工夫入れたいところだが、
コストとベネフィットの按配で、まだそこまではやってないけどね。


関連記事
Comment
Trackback













管理者にだけ表示を許可する

Comment form

田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

詳しいプロフィールは、カテゴリの「プロフィール」から「ちょっと長いプロフィール」をお読みください。

メールは
taya.tアットマークnifty.com
です。
(アットマークを@に置き換えて送信ください)

プロフィール
09 ≪│2017/10│≫ 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カレンダー(月別)
カテゴリ
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

メールフォーム

Page Top

Powered by FC2 Blog |

FC2Ad

| Template Design by スタンダード・デザインラボ