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たまには、仕事ネタも記録しよう。
今日、圃場にデータロガーを設置する。

自動的に、内部センサーで気温と湿度を記録し続けるロガー。
さらに、外部センサー(別売り)で土壌水分量も記録してくれる。

圃場ごとに作物の成長スピードに違いがあり、
土壌分析だけでは説明できない違いが多い。
ハウスの形状の違いもあるだろうが、
ハウスの形状が同じであっても、
風の当たり方や周りの地形などで、
日照やハウス内気温に違いが出る。

また、それまでその圃場で何をどんなふうに作っていたかで、
土壌の物理性は大きく変わってくるので、
簡易な土壌分析(化学分析)をしても、
あまりあてにならないことも多いのだ。

これまでは、そんな違いは自分の頭の中に入れて、
それなりに加味して、栽培をこなしてきた。
だが、昨年からスタッフが増え、
いろんな人と一緒に仕事をするとなると、
自分の勘や技術だけでは、
高いクオリティーを維持はできなくなってくる。

そこで、このデータロガーの導入に踏み切った。
現在は2か所の圃場に設置しているが、
有用性が認められれば、その数はもう少し増やしたい。
(ただ、結構高価な計器なのが頭の痛いところだけど)。


IMGP0077.jpg

このセンサーが土壌水分量を測定するもの。
生育情報を温度や気温だけを測っても、
なかなか相関が得られないのは、
土壌水分に左右されるからでもある。

IMGP0085.jpg

将来的には、光合成に必要な光量を測るセンサーも導入したい。
ビニルの劣化によっては、同じ日照量でも光量に差が出るから。
また土壌水分計は、今回かなり簡易的なものだが、
出来ればテンションメーターを設置して、
正確な土壌水位を測った方が良いだろう。
そのデータをデジタル化するツールも
このロガーの別売りである。

自然を切り取り、その細部までを理解する。
それが農民の仕事。

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田谷 徹

Author:田谷 徹
農民です。

青年海外協力隊として3年(農業指導)、大学院生(ボゴール農科大:農村社会学専攻)として2年、計5年インドネシアにいました。

あれこれ寄り道・みちくさしましたが、再び農民にもどりました。これからは日本でぼちぼちやる予定です。

生産と生活が渾然一体となった農の営みを実践する毎日を送っています。

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